こんにちは 新宿目黒・ボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。
働く大人はとっても多忙です。仕事に家事に育児にやることは満載。
ましてや歌の趣味が充実してさらに上を目指そうというかたは、ことさら時間に追われているかもしれません。
そんな中最も頭を悩ませるのが練習時間の確保ではないでしょうか。
歌が上達したいとか、自分が思う通りに表現したいと思うならば、基礎の発声やボイトレ、そして繰り返しの曲の練習はマストです。反復練習が全てですからね。
でも仕事や家事の合間をぬって練習を本格的にやっていくのってなかなか大変です。一度ではなく継続しなければいけないわけですからね。
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これ実はプロレベルで活動している人も然りなんです。
you tuber やインディーズで活躍している人がますます増えている昨今、彼らは認知活動含めたプロモーションや発信、そして制作&創作活動そのものを自分(達)でおこなっていることがほとんど。
歌そのもののトレーニングをする時間が意外なほど少ないんです。
(私もそのくくりに入るかな、いつも練習時間の捻出に苦労していますw 余談になりますが、本当に歌と音楽のことだけ考えられているのは、超メジャーレベルの歌い手達くらいではなかろうかと思います。)
でも、活動が広がり多くの人に聞いてもらえるならその分、当然クオリティは上げたいですよね?
また、歌う機会が増えるほどストレスなく気持ちよく思い通りに歌いたいわけですよね?
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そうしたらしのごの言わずに練習するしかありません。
ここで大人ができることは工夫です。
「できない」というのは簡単です。「どうやったらできるのか」を考えて工夫して自分の歌の力を継続的に上げていきましょう。
忙しい大人のためのボイトレ練習方法
勘違いしてはいけないのですが、ボイトレに通っているから大丈夫、とか、ボイストレーナーについているからOK、とかではありません。
ボイトレスクールに通っているにしろ、セルフボイトレをしているにしろ、更に上達したり自分の思い通りに歌えるようになるためには、細やかな自主練習は必須です。
筋トレと同じです。プライベートコーチから筋トレを受けていても、日々怠惰な生活をしていたり、背筋丸めてだらしがなくすごしてたら、引き締まった体は手に入らないですもんね。
ボイトレも筋トレ同様、手っ取り早い方法などはなく、コツコツと進めるしかありません。
日々の生活にどれだけ取り込んでいくかが大事になります。「習慣化」ですね。
手軽にできるボイトレ練習方法
良い姿勢と身体の軸をキープすること
歌うための楽器は身体です。
身体に負担をかけること無く、デザインされた通りに使えてるかは良い声、良い歌のための土台となります。ここを疎かにしては絶対に上達はしません。
常日頃から、自分の姿勢を意識しましょう。
- 座っている時坐骨が倒れていないか
- PCやスマホを使う時胸が閉じてないか
- 立っている時に体の軸を感じられているか
- 立っている時反り腰になっていないか
- 立っている時骨盤が後傾していないか
- 歩いてる時足を引きずっていないか
- 鞄を肩にかけるとき肩があがっていないか
etc・・・・
練習の時やライブのときにだけ「姿勢をよくしよう」と思ってもなかなかできるものではありません。
毎日意識して身体に染み込ませて下さい。
歌は身体が楽器です。でも楽器として以外の用途で使われている時の方が圧倒的に時間も経験も長いです。その時にどう過ごすか、がとっても大事になってきます。
常に深い呼吸を意識しておくこと
呼吸トレーニングは声を出すわけではないので、一番簡単にデイリーに馴染みやすい練習です。
こちらにたっぷり書いてあります。
生徒さんの中には、通勤時駅まで歩く時、この記事に記載してある「機関車トレーニング」をやっているという人もいました。
吐く力を養うためには「足上げ腹筋」も効果的です。
もう腹式呼吸はわかってるわ!という方も侮ってはいけません。
日々の腹横筋や骨盤底筋群などのトレーニングは必ず歌の力になります。
リズム感を養うカウントトレーニング
この世はリズムで溢れています。
時計が秒を刻む音も、洗濯機が一定に回転する音も、私達が歩く足音も。
その音に合わせて自分の中で拍を数えてみる。これも良い練習になります。
洋楽は裏拍を取ることが多いですし、そんな洋楽に影響を受けたJ-POPも然りです。
私はかつて、裏がなかなか感じられなかった時、自分の歩く一歩二歩の間の裏のところで、太ももを軽くパンと叩きながら歩いて、裏を感じる練習をしてました。
1 ・(パン) 2・(パン) 3 ・(パン) 4 ・ (パン)
また、少しテンポの早めの曲を聴いてて、歌は聞かずひたすら手拍子で表、裏とそれぞれずれないように手で叩くような練習もしてました。
余裕があれば一緒に歌いながら手も叩く、など応用させていってください。
リズムに関してはこちらでもじっくりと。
また、youtubeなどでもアップする予定なのでぜひチャンネル登録をしてくださいね。
ボイトレの自主練で注意すべき2つのポイント
ただ、自主練は絶対に注意しなければならないポイントが2つあります。
このようなブログ記事、またyoutubeやインスタのボイトレや歌の解説動画を見てトレーニングする人が多いと思うのですが、下記の二つのことは絶対に気をつけていてください。
まずひとつめ。you tubeの動画などは不特定多数の人に向けて、最もオーソドックスな方法をお伝えしているにすぎません。このようなブログも同様です。
ただ、一定の癖がある人が陥りやすい注意すべき点は、どんなトレーニングにもつきものです。それがわかっていないと自分という楽器に負担をかけることもありますので、そこは十分気をつけてくださいね。
そして二つ目。声や歌のように目に見えないものは、それぞれが持つ言葉の定義が非常に大事になってきます。「だんだん大きく」の「だんだん」って、、、人によって異なりますよね?
でも、それを見誤ると求めてる結果にたどり着かないことがあります。
そうならないためにも、広い視点でいろんなアプローチの指導動画やサイトなどをチェックしてくださいね。
こちらの動画で詳しくお伝えしています。
この記事の視点も忘れたくないですね。
「ながら」トレーニングを味方につけよう
このように、きちんとした練習時間を設けなくても、スタジオを借りて練習をしなくても、トレーニングできることはたくさんあります。
「『ながら』トレーニングは集中力に欠け身につきにくい」という意見もあります。
常に集中して時間と場所をコンスタントにキープできるなら、もちろんそれの方が効果は高いでしょう。
でも、そう言って結局やらないならやった方がもちろん良いに決まってます。忙しい現代の日本人はぜひ「ながら」トレーニグを味方にしてくださいね!
こちらもぜひご参考に。