こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。
「声」は毎日の生活の中において非常に重要な役割を果たしていますが、日常的にそこを意識できている人は少ないです。
誰かと直接コミュニケーションをとるのにも、自分の気持ちや感情を表現するのにも、「声」は欠かせないものなのですがなかなかその重要性に気がつかない。
風邪をひいたり喉の調子を悪くし、思い通りに発声できない自分にイライラした時初めて「声って喉って大事だな」ってやっと意識するんですよね。
そしてまた忘れてしまう・・・・
ここでも書いた通り、声は、歌やパフォーマンス、もしくはビジネスシーンでの役割を重視されている部分がありますが、実は意外なところで「正しい発声」が役に立つ分野があります。
ボイトレとスピリチュアル
声と密接な関係があるもののひとつはスピリチュアル系です。
声は目にみえないエネルギーなので、スピリチュアルな人ほど声の力に敏感な人が多いなあと感じています。
声を使ったセッションなども見かけることがあって、
歌が上手くなるとは違うアプローチは面白いなと思って拝見しています。
フワフワスピに怪しくて無意味なものもたくさんありますが。
まっすぐ安定した声は、身体の軸を感じて息のエネルギーを真っ直ぐ力強くでも強過ぎず、という、ほど良いバランスで保たないとなかなか作り出せません。
その中でも最も大切と言っていいのは体幹という身体の軸です。(この身体の軸を感じることに「呼気」が関係します。)
安定したロングトーンを出す時も、地声都裏声をつなげる時も、高い声を力強く出す時も、この身体の軸がポイントです。
この「身体の軸を感じる」というのはアウターマッスルを使わないでインナーマッスルだけを使うことですですが、全身脱力しつつも足の裏から身体の真ん中を通って頭のてっぺんを吐く息がスコーンッ!!と通り抜けていくイメージをしてもらいます。
これはスピリチュアルでいう「グラウンディングから空と繋がる」ワークと同じなんだそうです。(そういうものがあるらしい)
言い換えると、『足の裏が地面をしっかり踏みしめる、丹田からぐーっと上昇して外に向かってエネルギーを放出する』ということなので、スピリチュアルかどうかはともかく、地球とつながったり空に意識を向けたりすることに役に立つとは私も思います。
実は私シータヒーリングのプラクティショナーの資格を持っているのですが、レクチャーでの「創造主とつながる」時の指南はまさにこの足の裏から身体の真ん中を通って頭のてっぺんを通っていくイメージでやっておりました。
この軸を感じる部分で、「自分のスピリチュアルワークにめちゃくちゃ役立ちます!」というスピリチュアルワーカーの生徒さんがいたり、「これは天と地をつなげるワークと同じだ」というヒーラーの生徒さんがいたのですが、シータヒーリングのレクチャーを受けた時「ああ、彼らが言っていたのはこのことか」と納得したんですよね。
そしてもう一つ正しい発声の動きが役に立つ分野はがあります。
筋トレです。
ボイトレと筋トレ
筋トレが趣味の女性がレッスンにきていて「ボイトレを始めたら、以前より体幹が強くなった気がする」と言っていたことがあります。
これも納得です。私もジム通いをしているので発声の時の身体の軸が役に立つと思うことが多々あります。
パーソナルトレーニングを受けていた時期には、女性としてはかなりの筋力があるというのと、体幹がめちゃしっかりしてることをトレーナーたちに褒められもしました。
どのトレーナーも言っていましたが、「筋トレは、たとえそれが腹筋を鍛える種目でなくてもいつも腹圧を使う、そして体幹をキープすることがとても大事」だそうです。
この「体幹」というのが、スピリチュアルのところでも述べた、身体の軸、、、全身脱力しつつも足の裏から身体の真ん中を通って頭のてっぺんを吐く息がスコーンッ!!と通り抜けていくイメージ と同じなんですよね。
長年のボイトレとレッスンの賜物で、この体幹が人より安定しているんだと思います。嬉しい効果です。
インナーマッスルを鍛えアウターマッスルを脱力するということはピラティスでも鍛えられますが、お師匠もピラティスレッスンで「外側がしなやかで内側が強い理想的な筋肉」と絶賛されたことがあるそうです。
歌は身体が楽器ですから良い楽器になるよう磨き上げると良い音がしてくるのは当然ですね。
ただ、要注意!アウターマッスルをつけすぎると、呼吸筋が動きにくくなるなど、妨げになる場合も出てきますので気をつけて。
ボイトレや発声がスピリチュアル、そして筋トレと意外なつながりがあること、実際どちらかも実践してる方は既に実感してることと思います!
こんなところが繋がってると思う、なんて話があればぜひ教えてくださいね。