歌の上達のためには筋トレ?ストレッチ?歌唱力アップにマストなからだづくり

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子です。

歌を上手に歌うためには、
身体を鍛えた方がいい、
身体は柔らかい方がいい・・・
ボイストレーナーや歌の上達に一家言ある人は
必ずこのようなことを言うでしょう。

しかし、「ではやってみよう!」と思って見ても、
世の中にストレッチ方法や筋トレメニューは
星の数ほど存在します。

よって、何をしていいかいまいちよくわからないまま・・・・
という人が多いです。

それどころか、
あまり身体を動かすことが好きではいので、
できることならやりたくない(笑)、

どうせやるなら最小限に効果がある方法で済ませたい、
という方もいるかもしれません。

ヨガやピラティスに通って見たり、ジムに通っても、
どのように歌と繋がってるのかわからないので
歌の上達の実感が湧かないという人もいます。

実は大事なのは、
どんなメニューで筋トレやストレッチををするか
の前に、
どんな目的で、どんな意識をもって筋トレやストレッチをするか
なのです。

今日は、筋トレやストレッチの本当の目的、
そしてやってはいけない筋トレ、
オススメしたいストレッチのポイントなど
合わせてご紹介しますね!

これによって無駄な時間や労力を省き、
短い時間で効果を最大限にあげられる
歌のための身体作りができるようになるはずです。

そもそも歌に筋トレやストレッチは本当に必要なの?

歌のためには身体作りが大事だとは比較的知られていること。
でもそれは本当ですか?本当ならそれは「なぜ?」。

それを考えもせずにただ言われるがままにストレッチや筋トレをしても効果は半減、
どころか、不要な筋肉まで鍛えることになりそうです。

人間の身体は完璧に作られている。

歌にとっての楽器は身体です。
そして、その身体は健康に生まれている限りは完璧なものとして神様に与えられています。
素晴らしい機能と性能を持った身体のしくみは人間ごときの考えが及ぶものではないほど精密なもの。

生まれたての赤ちゃんはどの機能も
最高のポテンシャルを持っている状態でこの世にやってくるはず。

でもそれが生活や環境の癖や負荷のかけすぎで、
少しずつ消耗したり、最適な状態を保てなくなってきてるのです。

これは持ち主の使い方のせいです。
持ち主がおかしな癖を持ってそのまま消耗させてるのです。

もともとは、素晴らしく完璧なものとして身体を与えて頂いてる。
それをしっかり頭に叩き込んでこそ、そのあとのケアやメンテナンスが意味をなします。

定期的な身体のケアやメンテナンス

身体は完璧に作られている。
しかし、同時に消耗品みたいなもの。
その上、おかしな癖や必要以上の負荷はそれを助長させます。
だからこそ、時々メンテナンスしたり、ケアをしてあげる必要があります。

楽器を想像して見てください。

出来上がったばかりの楽器は、
完璧にチューニングされており、
弦も革も磨耗したり曲がったりすることがなく、
真っ平だったりまっすぐだったりして、すこぶる良い音を奏る。

とはいえ長い間使い続ければ調弦が必要になったり留め具の確認をする必要がでてくる。

それと同じことですね。

歌のためのストレッチの目的は2つ

フォーム(姿勢)を整えるため

上手に歌うためには「姿勢」も欠かせない、というのもよく聞く話です。

「姿勢」というのはフォームのこと。
その行為をするのに最も適したフォームポジションです。

美しく鳴るピアノだってガタガタの道に置いたらその音は出ないだろうし、
ギターだって、持ち方を間違えていたら良い音は出ないはず。

その楽器に適したフォームを保つ必要があります。

ところが、、
長年適当なフォームや癖の強いフォームを持ってると、
その周囲の筋肉が硬直してしまい然るべきポジションにいかないのです。

例えば、背中をずっと丸めてる猫背の人は
肩が内側に入って胸が狭くなってことが多いのですが、
そういう人に正しく胸を開いてもらおうとしても、なかなかできない。
開いてもキープができない、ということに陥る。

胸が狭くなってると胸郭も肺も狭くなり、
呼吸をしっかり取り込めないので、歌の上達の妨げになります。

それと同じことが身体のいたるところで起こっているんです。

正しいフォームをキープして、身体の各パーツを最適なポジションに持っていくために、
ストレッチは絶対に欠かせないことです。

ストレッチで身体の感覚を研ぎすまそう

歌の上達のためにストレッチが必要なもう一つの目的は、身体の感覚を研ぎ澄ますこと。
平たくいうと、自分の身体と仲良くなることです。

声も歌も目には見えませんしリモコンもありません。
非常に感覚的・意識的なものに支配されていると言ってもいいのです。

「大きい声を出したいな」と思えば、その意識が脳から神経回路を通って身体の細部に伝わり、アウトプットされます。

その神経回路で間違ったところを通っていたらそれをカットし、
正しい神経回路を知り、それを強固に深くしていくのがボイトレです。

それを助けるために正しい知識を手に入れる必要があるのですが、
同時に、目に見えない感覚的なものやイメージ力も非常に大切に育てたいもの。
そこから身体の細部へと繋がることができるからです。

ストレッチというのは、そのプロセスそのものが、体感覚を研ぎ澄まし、
身体の細部と繋がりやすくしてくれるものなのです。

意識を向けてストレッチをしていると、
「ああ、ここが伸びてるな」
「同時にこっちも引っ張られてるな」
というような感覚に集中します。

感覚にフォーカスすることによって伝達能力が磨かれていくんです。

筋トレも、鍛えたい箇所に意識を向けてトレーニングするとしないとでは結果が大きく違うそう。
それと同じようなことですね。

歌のための筋トレのタブー

歌うために必要な筋肉はインナーマッスル。
身体の内側の筋肉です。

外側の筋肉は必要無いと言われています。

特に大事なのは、呼吸をコントロールするための腹筋です。

歌唱力アップのために鍛える腹筋は

歌の上達のためには、6パックを作るための腹筋は不要です。

大事なのはもっと内側にある腹横筋。
また骨盤底筋群です。
腹横筋はコルセット筋などとも言われるそうで、
姿勢を支え呼吸や腹圧をコントロールする役割があります。

まさに歌のための筋肉群ですね。

これには
・プランク
・足上げ腹筋

が有効です。
こちらに詳しいです。

避けた方が良い筋トレ

ストイックに身体を鍛えて、サッカーのC.ロナウドのように
バッキバキの6パックに向けて頑張る男性。

もしあなたがそういうタイプで歌も上手になりたい、、
でもなかなか上達しないなら、もしかするとその腹筋が妨げになってる場合もあるかもしれません、

歌で大事なのは腹式呼吸だ、
ということはきっと聞いたことがあるでしょう。

腹式呼吸というのは、肺の下で胴体を真っ二つに分けるドーム状の筋肉である横隔膜の運動が主体。

そう、胴体につく6パックの下の、そのまた下に横隔膜があるんですが、
その部分がガチゴチに硬いと、中の筋肉の動きが悪くなる場合があるからです。

元スポーツ選手や、学生時代運動に専念していた方などによく見られる現象です。

その上、競技によっては、更に身体の外側をガチッと固めるような癖をつけてる人もいて、
安定した横隔膜の上下運動ができるようになるまでなかなか時間がかかることがあります。

もし呼吸がなかなか続かなかったり安定しない場合は、
自分の胴体周りがガチゴチになっていないか、今一度確認して見てくださいね。

歌が上手くなるためにストレッチと筋トレは必要か。

自分の歌を上達させて思い通りに歌うために
身体をできる限り柔らかくする必要なんかはありません。

でも、ストレッチはしておいた方が良いです。

どんどん柔らかくするためではありませんよ。
お話してきたように、歌の上達には欠かせない身体のフォーム(姿勢)を
整えることとには必要不可欠であり、
同時に、ストレッチのプロセスそのものが、
ボイストレーニングや練習をするときに大いに役に立つからです。

そして筋トレ。
歌のために、ストイックな筋トレは全く必要ありません。

ただ、必要とされるインナーマッスルを強化することはマスト。
余計なところに筋肉をつけず、内側だけしっかり鍛えることです。

ただ、上記に挙げた筋トレもよいですが、
気合いの入った呼吸トレーニングの方が鍛えたい筋肉をダイレクトに刺激しそうですね。

こちらを読んでぜひ呼吸トレーニングにもトライして見てください。

 

ただ、筋トレよりも、ストレッチよりも・・・

歌は身体が楽器ということは常に頭におき、
たっぷり睡眠をとり、栄養バランスをよく吸収し、なるべくストレスから離れ健康的に過ごすこと。

自分という楽器のメンテナンスとケアにはそれが一番です。

 

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