自分らしさとは、、、結果論である。
なかなか挑発的なタイトルですが、中身はとっても暖かく優しい。
著者の松浦弥太郎さんは
雑誌「暮しの手帖」の編集長もされてたことがあったそうで、
朝ドラの「トト姉ちゃん」を欠かさず見てた私は、
本を読まずしても
「この方は毎日の暮らしを丁寧に心砕いてるんだろな」
と想像してました。
タイトルこそ衝撃的というか、挑発的ですが、
頭だけを使わず心をしっかり使うことが書かれていて
日々のTODOに忙殺されている私は
ふとスマホを置き、一息つき、
色々省みる所もありました。
一部抜粋しますが、
冒頭で 「個性を大切にして自分らしくありたい」という思いは
美しい呪縛みたいのもので、
必要以上に人を力ませます。(略)
「どうすれば自分らしいのか?」
などという意識を捨てて、夢中でやる。
自分らしさにこだわる余裕など無いくらい、没頭し、楽しむ。
そのはてにある実りこそ、自分らしさではないだろうかと、
ボクは考えています。
つまるところ、自分らしさ、と結果論です。 ・・・・
(続く)ここに囚われてる人は多いですね。
ブランディングとして必要なこともあると思う。
私だって「ソウルフルな歌とボイトレ」など表現してますから
ヘアスタイルもファッションも意識してますよ。
(と言っても好きでやってるんですがね)
でも、肉より実は魚が好きなんてことは、
今の今まで隠してました。(笑)
だって、シュハスコ天国のブラジル人の夫がいてソウルフルな女が、
「肉食じゃなくて刺し身ラブ」
って言ったら
私らしくない!!って、、という心の声があったわけで。
あ、ちょっと話がそれました。
この 「自分らしさから良い意味で脱皮していくこと」
これは私は
「自分に対する思い込みを外す」
ことだと解釈しています。
私はこういう人間
私はこういうことが好き
私はずっとこれをしてきた
私はこれは苦手、もしくは得意・・・
・・・
いや・・・それって、
本当にそう? 本当に?? と疑いをかけること。
私だって、 肉の方が好き!だと思いこんでいたけど
実は魚の方が好きだって気づいて認めたし
(でも肉も好きよ。タンパク質ラブ)料理は苦手だと思いこんでたけど
夫が美味しい美味しいと食べてくれるから
最近意外と苦手じゃないのかと思ってみたり
(夫の『美味しい』の沸点が低いとも言う)洋楽がずっと私らしいって思っていたけれど
最近は日本語歌うほうが評判が良いし、私は自他共認める心配性だと思ってるけど
心配しててもオロオロはしないし、
心配症ってそもそも何?母の日はカーネーションって皆言うけれど
別にバラとかゆりとかトルコキキョウとかでもいいんじゃね?
(ちなみにうちは兄妹夫婦全員でベッドを両親へ) ・・・・と掘り下げてみる。
そうすると、単なる思い込みも
たくさんあることに気付かされる。
自分が思い込んでいるものなんて
その全容のほんの一面。
自分でも見えない、自分の他の面があるのだけど
それを見えなくしてるのは他でもない自分。
思い込みっていう壁を作って見えなくしてる。
これは他人様を見ても勿論同じ。
人に限らずものでもなんでも。
この思い込みを無くすと、
世界はもっと広がるんだよね。思い込みを無くす!をテーマに色々チャレンジしたいな。
私が歌が下手だ、
私は音痴だ
私は声が悪い
そういう思い込みも、もちろんそうですよ〜
その思い込みを無くすと、世界は変ります!
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