やり方ではなくあり方にこだわるのだ


こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

ボイトレのレッスンにきてるんだから「やりかた」を学んでるんだ!
そう思う人も多いでしょう。

伝える私自身も、HOWにばかりフォーカスしそうな時もあります。

この時は→Aの方法。
あの場合は→Bのやりかたでね!
みたいにね。

でもそこにこだわりすぎると大事なものを見失います。

レッスンをしていてよく出てくる質問に
「それはどうやってやるんですか?」
というのがあります。

もちろんお答えしますよ。

意識の向け方持っていきかた、
工夫の仕方をお伝えしています。
必要な喉周りの筋肉の鍛え方を説明しています。

しかしこれは決して具体的なやり方ではありません。

声帯は様々な筋肉、靭帯、そして粘膜によって形成されています。

そして長さは、1,5センチから2,5センチ。
そして2〜3オクターブを瞬時にほんの0.数ミリから調整してくれる神器官です。

人間ごときが自分の意思で
『この輪状甲状筋だけ何ミリだけ動かして、、』
なんて具体的に細かく動きをコントロールするのは不可能。

ただ、ここでお伝えしたいのは、それができるできないではなく、

やり方にこだわり続けるよりも
できた時のあり方を探求すること

こちらの方がよっぽど良い声と思い通りの歌に近づきやすいということです。

例えば高い声を出す時には
「輪状甲状筋」という筋肉が大きく作用します。

ファルセットをキーを整えて練習したり
息のバランスや圧力を調整したりする
トレーニングをしてそこを鍛えていくんですが・・

「どんな風に動いているんだろう」と
その時のやり方にフォーカスしても、
わかることは限られています。

出し慣れてくれば掴めることもありますが、
慣れないうちは混乱することも多い。

初心者であれば特にそこからは解放されたいところです。

それよりも、
理想とする声に近づいた時の、できた!という時の、その時の在り方に感覚に集中してください。

身体の感覚が今どうなっているか
呼吸の動きはどうキープされているか
出したその音はどんな類の音なのかを

身体全体で感じて耳で聴く!
自分自身の細部の感覚を掴み取り、
その「できた!」をなんども再現するようにしてみること。

今の感じ!もう一回!!

を繰り返すんです。

 

手で取り出して目でみることもできず、
(本来は)高性能の神器官である、
コントロールし難い声帯様とのお付き合い。

どうにかしてやろうと悪戦苦闘するより、
できた時の自分にフォーカスすること。

自分でトレーニングをするたびに、
誰かに何かを伝えるたびに、
それが最も近道ではないか、と日々思っています。

もちろん、それを感じるための意識の持ってき方や工夫の仕方はどんどんお伝えして生きますのでご安心をね!

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