こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子です。
歌って本来は気持ちよくて楽しいもの。
でも高揚感に任せて見ないふりをしていませんか?
実はものすごく体が疲れていることを。。。
歌うと身体が疲れてくる
歌ってる時、冷静に自分の身体を観察してみると、疲れてきたり喉が痛くなったり、
また、首や肩がカチコチ凝ってきたり、、そういうい人は少なくありません。
いや、冷静にならなくても、首肩周りの負担が多くて、そんなに長く歌っていられない、と言っていた人にも会ったことがあります。
それはなぜか、といえばいくつかの理由がありますが、
・声をだすのに必要とされる筋肉のバランスが悪く、その分余計なパーツを使っている
・正しいフォームをするための筋肉のしなやかさがなくフォームが崩れている
・そのため胸回りが狭くなり適切な呼吸ができていない、、、
等が挙げられます。
とは言え、歌は、運動でありアドレナリンの分泌も促すとか。
つまりは、どんな歌い方をしても瞬間的には気持ちよさや、楽しさを感じる事ができるものなんですよね。
だからこそ、その興奮にかき消されてしまい体の感覚を見失いがちですが、冷静になると、「あれれ、疲れてるな、、」ということが多々あるのです。
歌うことは、振動です。
そして人間は身体そのものや身体を取り巻く空気の振動に心地よさを感じます。
だから、身体を正しく使えてほどよい振動を得られてる時、本当の気持良さがやってきます。
歌うときに疲れないポイントを知る
歌っていて、アドレナリンがぶあーって放出されて楽しくなって
「もっと歌いたい!」と、一生懸命になればなるほど、
あれ、疲れる。。。
なんか喉を締めてるきがする。。
首肩が痛くなる〜
息が続かない ゼエゼエ・・・
音程もしどろもどろ・・・
という、身体からのSOSサインが実は出ております。
これをなおして、本当に身体が心地よく気持ちよく感じながら歌っていくのは、ほんの少しのポイントです。
その身体からのSOSの多くは、テクニックより前のトレーニング、身体の使い方や呼吸の送り方で改善できることがほとんどです。
まずは正しい姿勢で、
身体は全身リラックスし
丹田のみ力を入れて身体の軸を感じ、
口角を上げて、
声帯周り後からは抜いて
響かせるように声をだしてみる。
そして、後はそれを身体に叩き込む!
間違っていた神経回路を切って
正しい神経回路を通り、
その道を確かにするようなものです。
楽に歌えるポイントを知り、歌の喜びを心底感じられる人がどんどん増えてほしい。
自分の身体の感覚をごまかさず本当に楽に楽しく歌える喜びを味わって下さいね。