もともと歌が下手・・なおらないのか、その原因と対処法

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子です。

「もともと歌が下手なんです」
「小さい頃からずっと音痴で」
と、初回のカウンセリングで打ち明けてくれる方がいます。

信じられないことに、
「小さい頃何か歌っていると親に『聞き苦しいから歌うな』と言われたことがある」
と涙ながらに語ってくれた方もおります。

これは呪縛です。
でももう解き放たれてよいころです。

もともと歌が下手、声が悪いなんてありません

平等に与えられたツール

声は身体が楽器であり、歌は全身運動です。
そして、健康に生まれている限りは、私達の身体は平等に作られております。

スーパーフライの越智ちゃんだって、玉置浩二さんだって、ビヨンセだって、
声帯は1つで肺は2つでしょうし、腹横筋と骨盤底筋群は同じ所に付いてるでしょう。

それに、よく考えてみて下さい。
産声を上げたその声がダミ声の赤ちゃんはいませんし、スッカスカの声で「おぎゃあ~」という赤ちゃんもおりません。

成長につれて声帯の長さこそ変化するものの(それが声変わりです)
声帯や声道、共鳴器官の造りは皆同じ、「悪く作られてる」人なんて一人もいません。
健康状態が良好でありさえすれば、元気な産声と共にこの世に出てくるはずです。

健康な限り平等に与えられたそれぞれの道具をどう使っているか、次第です。
長年の思い込みや癖によって使い方を誤ってしまっています。
生まれてこのかたずっと声が悪い人、生まれつき音痴というのは存在しません。

歌が下手だと言われる原因と対処法

一言で「歌が下手」って言うのも、それで落ち込むのも生まれつきのせいにするのも簡単です。
冷静に、どういう人が「歌が下手」と言われるのかをしっかり分析すれば、
歌が下手なのはなおる、改善していくはずですよね。

音程やピッチの不安定さ いわゆる「音痴」

歌が下手と言われてしまう人の最も顕著な特徴は、音程やピッチが不安定なことでしょう。
いわゆる「音痴」と言われてしまう類の人で、音程がとりにくかったり、ピッチ(一定の音の高さのこと)をキープできず外してしまうことです。

音の階段は声帯でコントロールされるものです。
そして声帯は筋肉と粘膜と靭帯でできておりますが、感覚に乏しく非常にコントロールが難しいもの。
音の階段という繊細な微調整をするためにはある程度のトレーニングが必要です。

最近はカラオケ文化が浸透しており歌がより一層身近になっているので、
極端に音を外して歌う人というのはかなり減っている傾向に有るかと思いますが、
それでも細かい音の調節が苦手な人は一定数存在します。
それを改善するのは微調整を可能にする声帯筋トレです。
音の階段の刻みをその筋肉に叩き込んであげる作業です。

ピアノを使って音を確認し、ゆっくり一音ずつだしながらズレがないかを確認しましょう。
録音して後から確認してみたり、音を取るのが得意な友達に手伝ってもらったりしてくださいね。

声の音色に極端な個性がある

随分やんわりとした表現をしてしまいましたが(笑)・・・・

力が入っていて硬い声だったり
がなるだけの大きすぎる声だったり
鼻に詰まりすぎてる声だったり
キンキンと耳障りな声だったり

要するに聴き心地の悪い声の人が「歌が下手」と言われることもあります。

これには力みや呼吸のコントロールなどが影響していることもありますが、
主には共鳴器官の使い方に原因があります。

共鳴器官とは主に、咽頭・口腔内・鼻腔の共鳴腔のことをいいます。
表情筋や首周りの組織が固く動かしにくかったりすると、
それらの共鳴器官を適度な空間に保つことが出来ず共鳴のバランスも崩し、
鼻声や、キンキン声や、こもる声になってしまいます。

「歌が下手」と言われてしまう人の多くはこの共鳴器官が本当に硬いことが多い!

首や肩周りを意識的にリラックスさせながら発声練習を行ったり、
また表情筋(ざっくりと言うと鼻より下の顔の筋肉)をマッサージするなどして対処していきましょう。
特に大事なのが前歯が8本見えていること!
口角をしっかり上げて笑顔を作リ、そして顎をしっかり開いて口の空間をキープしましょう。

リズムが取れない

「歌が下手」と言われる人の中には、音程は取れてるけれど、リズムがずれてしまう人がいます。

洋楽はもちろん今のJPOP、いや、歌謡曲だってそのリズムは洋楽が元になってると言われています。
もちろん曲によってその差はありますが、現代の曲はアクセントや強弱がはっきりしていて
特に裏拍を感じるリズムになっています。

しかし、本来日本人のDNAには元々刷り込まれていはいないリズムです。
慣れない人にはどうもついていけない、正しく歌っているつもりなのに何か違う・・・
ということになってしまいます。

私も実は歌を始めた当初は苦手でした!
でも「日本人だからね」とか「生まれつき」を言い訳にしない。
トレーニングで必ず変わります。

リズム感の鍛え方についてはこちらの記事にしっかり書いてあるのでチェックしてください。

歌が下手、はなおるし、声も良くなります

歌が下手、、というのは、自分の声帯の使い方、声の出し方がその働きを
最大限に生かすものになっていないだけです。
そのものを非難するのは大きな間違い、なおすべきは持ち主の使い方です!

身体に負担をかけない正しい使い方を学び、
元々備わっている歌うための機能のポテンシャルを
最大限に引き出してあげましょうね!

 

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