歌が上手くなりたいなら「木」だけではなく「森」をよく見よ!


こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

歌が本気でうまくなりたいのに、
なかなか変わっていかなかったら
練習するのは当然のこと。

でもピッチや音程の練習をして、
滑舌や発音もきちんと意識して、
リズムトレーニングもしているのに、
「なんかちょっと違う」なら
もっと「木」だけではなく「森」を見ましょう。

歌の細かい要素だけではなく、
音楽と楽器そのものの全体像、ちゃんと見えてますか。

大きな視点で見てみると、歌がガラッと変わります。

偏りがちなボイトレ練習方法とは

ボイトレと言えば皆さん何を思い浮かべる?

ピアノを使ったいわゆる発声練習に、
呼吸などの身体をつかったトレーニング
また、メトロトームなどを使ったリズム強化などもかな。

こういう歌の土台となる基礎練習は、もちろん必須です。

でも、ある程度進んできてるのに、
ずっとこればっかりやっていても、
なかなかあなたの歌は変わってきません。
(もちろん、基礎は大事なことなので是非続けてください!)

なぜならこれらは、歌の要素のほんの一部。
そして、「できて当たり前」のものだから。

楽器としてちゃんと音が鳴って、
譜面通りに音を出せますってこと。

でも本来楽器には特性があり、
そのポテンシャルを生かせば
もっと素敵な音が鳴って良い演奏ができるし、

音楽には譜面に書いてない要素が山ほどあり、
それを理解してアウトプットするほど価値と個性が高まります。

基礎力を高めるトレーニングは続けながら、
楽器としても音楽の表現としても、
その素晴らしさを引き出す視点、
どう育めば良いのでしょうか。

本当にうまい歌ってなに?

歌う曲の全体を見ていくこと

歌い手はとくに歌のメロディラインばかりに集中する傾向にあります。

何より私がそうでした><
そうすると独りよがりの歌になり、
その曲の素晴らしさを生かせないし、
演奏とマッチする歌の表現もできません。

もっと歌全体を聞いていくこと。
楽器の音をしっかり把握すること。
つまり俯瞰して聴くことによって
曲の根底に流れるグルーヴを捉えられ、
歌の表現がぐんと高まってきます。

フレーズや一音の強弱や減衰、
音の入り方や止め方、
声の音色の種類などなど・・・
基礎でやってきたことが生かされるのはここです。

 

さらに。

また、その歌が最も伝えたいことはなにか、考えたことはありますか?

自分が作詞や作曲したと想像するなら、
この曲にどんなメッセージをこめたんでしょうか?
どこを「聞かせどころ」としたんでしょうか?

そのメッセージを表現するために、
そのフレーズの良さを出しきるために、
そのキーで良いのでしょうか?
もっと下げる、上げる、など試してみましたか?

・・・・

その曲の方の立場になって、
聞いてみたり、考えて見たり、
想像したりしてみると、
いろんな疑問が生まれてくるはず。

そんな風に生まれた疑問をひとつずつ
丁寧にクリアして落とし込んでいくと、
曲全体の理解がぐんと深まり、自分の歌に当然影響を与えます。

自分という楽器を深掘りすること

曲の全体像を理解して、その良さを引き出そうと試みたら当然、それを演奏する楽器のことを考えざるを得なくなります。

そう、歌にとっては自分自身です。

自分の最低音、最高音、知ってますか?
どこからファルセットになりますか?
どの音がもっとも良い響きが出ますか?

自分が持ってる楽器の特性をこんなにしらないのは、自分という楽器についてだけです。

しかしこの楽器はなまもの。
心や身体のバランスによっても大いに影響をうけます。

自分はどんな風にこの曲を解釈したらもっとも感情が映し出されるのか?
その感情は過去のどんな経験を思い出したら再現され得るのか?
最近もっとも心が揺れ動いたことはなにか?
悲しみに埋め尽くされたのはいつか?

・・・・

自分自身という楽器のうちからそとまでを
知り尽くすことによって得られるものは計り知れません。

もちろん、自分のことを客観視するのは簡単なことではありません。

愕然とするような現実に直面したり、
開きたくない扉を懸命にこじ開けたり、
泣きながら蓋を開けたり閉めたりすることもあるでしょう。

でもそうやって自分の人生の棚卸しを、
日々懸命にやってきている人こそ
楽器が磨かれていくのではないでしょうか。

人の心を動かすような歌を歌うために

歌が上手になりたいとボイトレに通ってる人の多くのゴールはここです。

「人の心を動かす歌を歌いたい」

謙遜してる方も多いですが、
やっぱりここなんです。

練習するときは、是非その一曲と
きっちり向き合ってください。
そして自分自身と日々語り合ってください。

こちらもご参考に。
音楽的な解釈を私の感情を切り取りながら記すようにしています。

 

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