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オンラインでボイトレレッスンできるの?メリットデメリットのご紹介

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

この自粛期間に様々なレッスンがオンライン化されてきていますね。

英会話など語学系は元々やりやすいので
さらに加速したようですし、
聞けばアートや囲碁もあるとか。。。

難しいと思われていた
ヨガやダンスまでオンライン化です。

これならボイトレもできるんじゃないか?

歌いたくてたまらない!
もっと上手になりたい!
いつも強く思いながらも
この状況で地団駄を踏む
多くの歌い手たちがそう想像したかもしれません。

ボイストレーナーたちも。
もちろん私もです。

さあ、その実態はどうなのでしょうか?
無理してやってるだけでは?
という感も否めないスクールもあるようです。

当教室は一部のコースでは
オンラインレッスンを始めており、
それを加速させようとした矢先のこの騒ぎでした。

今後世の中の形が変わるであろうから、
中途半端につくっちゃいかん!
と一からやり直しを試みました。

一部の生徒さんや希望者に
モニターをさせてもらったり
アンケートをとって
練り直しを重ねたり、
同業者からの話を聞いたり。

そこからわかったメリット・デメリット、詳しくご紹介いたしますね。

そもそもオンラインでボイトレどうなの?できるの?

ボイトレや歌というものは、音楽の双方向のコミュニケーション。

あらゆるジャンルでオンライン化が進み、
あれもこれもインターネットを介して
できるような気になったものの、
「音」、つまり振動が何より重要な
双方向のコミュニケーションが
オンラインでできるのか?

ちょっと考えれば不安要素の方が多いでしょう。

でも実験とリサーチを重ねた結果、
オンラインでのボイトレや歌のレッスンは
やり方次第ではリアルレッスンをしのぐとわかりました。

自分に合った使い方ができるか。
環境を整えられるのか。
そこに大きく関わってきます。

まずはオンラインとリアルレッスンの違い、
それぞれのメリットデメリットを見ましょう。

それぞれの良さや欠点がわからなければ比較もできませんからね。

リアルレッスンとオンラインレッスンは何が違うのか

リアル対面ボイトレレッスンのメリット

対面のレッスンはやはり生の声のエネルギーの交換!

それに叶うものはありません。

*実際の声の振動にを深く体感できる
*耳や目だけではなく五感全てを使える
*お互いのエネルギーの交換
*スタジオで気にせず大きな声を出せる
*小さなふれあいが気づきを産む

「レッスンの内容以上のものを先生からいただいていたのかもしれない」

と言ってくれたのは、オンラインレッスンを体験してみた一人の生徒さん。

この「声」という振動を浴び
お互いが全身を使って直接
エネルギーを交換することに関しては
絶対にオンラインではできません。

また、リアルだからこそ生まれる
偶発的な会話やふれあいは
様々な気づきを呼びます。

これは最大のリアル対面レッスンの特権。

またスタジオという密閉空間では
親密さも増し、その効果も倍増します。

周りを気にしなくて良いのも大きな特徴です。

リアル対面ボイトレレッスンのデメリット

スタジオでの対面レッスンが
当たり前だったボイトレですが、
オンラインでもできることが増えてくると
リアルならではの欠点が見えてくるのも事実です。

*指導側は瞬時に歌を判断できる高いレベルが求められる
*生徒側は言われたことをその場で理解せねば次に進みにくい
*スタジオという密閉空間(現在)
*忙しい中時間を合わせて足を運ぶ手間暇

リアルレッスンは、「瞬発力が命」です。

瞬時に感じ取る、瞬時に掴み取る。

反応やその消化をゆっくり吸収し
自分の中に落とし込みたい人には、
ただただ時間が流れるに過ぎないこともあります。

指導側も、一瞬の発声と歌声で判断し
最適な一言を自分の中から取り出して
相手にわかりやすく伝えなければ行けない
そんな高いレベルが実は求められています。

これはどちらも性格的な傾向も関わるので、
本来は様々な工夫が必要なもの。

なあなあにやってきてしまって、
実はレッスンの精度としては
低くなってしまっていた
なんてこともありますから見直しも必要です。

また、現在の自粛モードおよび
新しい生活様式が求められる今、
親密さを育める密閉空間のスタジオは
デメリットと言わざるを得ないかもしれませんね。

各スタジオ、スペースともに
除菌や換気対策をしてくれているので
そこに感謝しながらも、こちらもできることを考えねばです。

オンラインでのボイトレレッスンのメリット

対面レッスンが「瞬発力」なら、
オンラインレッスンは
その形式にもよりますが、
「持続性」や「反芻」が特徴です。

*ZOOMレッスンなどは録画であとで見直せる
*顔の距離は近くなるのでより細かい指導になる
*動画のサポートで細かくチェックできる
*自主練をやるようになる
*やり方次第でいつでもどこでも可能
*時間や場所の制限がない

実際レッスンをすればわかるのですが
ZOOMなどでやる場合
顔と顔の距離はリアルより近いです。

より細かく表情筋や顔の使い方がわかる、
とは生徒さんに言われたこと。

当教室でサービスしている、
動画チェックサポートで
自主練を促されたり、
ズームレッスンの復習ができるなど
持続的な練習が可能になります。

「情報量が多いので消化するのに時間がかかるタイプの私はオンラインのがあってるかも」

これもとある生徒さんに言われた言葉です。

リアルレッスンのエネルギーは非常に大きく
よって満足度も高いのですが、
行っただけでやった気になる人もいます(笑)

オンラインレッスンはそれよりもっと
持続的なトレーニングが可能なので
確実な実力がつくのでは、
という感想も多々ありました。

場所や時間も自由なので、仕事が忙しく
ご育てにも勤しむ今時の大人の方達に合うかもしれません。

もちろん、近くに自分にあったボイトレ教室が無い方は、今がチャンス!
全国の多くのスクールがオンラインレッスンを
提供し始めている今、自分の環境に合う教室を見つけ安くなってると思います。

オンラインでのボイトレレッスンのデメリット

リアルのエネルギー交換の欠如、
これだけはどうやっても手に入れられません。

*リアルのエネルギーを感じられない
*先生の声を実際に浴びれない
*ズームレッスンでのタイムラグ
*ズームレッスンでの声の質の低下
*自宅の場合大きな声を出せない

実際声のエネルギーは
インターネットを介すると
その量だけではなく質も落ちるし
伝達の時間もかかります。

一番大きいのはタイムラグでしょうか。

リアルレッスンでよくあるように、
こちらがピアノを弾くのに合わせて
声を出したり歌ったりしてもらうことは
現在では誰もができる状況ではありません。
(特別な機器があれば可能になりそう、それでも多少のズレはでるようですが)

これはクオリティの高い発声音源等の
シェアをすることで解消されますが
そのようなレベルの音源を提供してるところは少なさそうですね。

今後増えてくるかな、という期待です。

対面のボイトレとオンラインボイトレとどちらのレッスンが良いのか

スタジオでの対面レッスンでしかできないこともある

対面のボイトレとオンラインのボイトレ。
今比較してみて、決定的に埋められないのは
「エネルギーの直接交換」です。

インターネットや基地局を介さない
直接の触れ合いは、
私たちのパワーの源でもあります。

ここにこだわりたい場合は
リアルレッスン一択となるかな。

自粛が解除されて、
触れ合えるその日まで
しばしグッとこらえてお待ちくださいね。

これに関しては、期間限定ですが
こんな考え方もあるので参考にしてください。

[clink url=”https://voiceandsoul.me/energyofvoices/”]

 

しかしです。
新しい生活様式が求められている今、
もう少し柔軟に考えてみるのもいいかもしれない。

そう考えた時、ボイトレにおける
オンラインレッスンという選択は、
デメリットを解消する方法を取れれば
むしろ非常に効果が高いと思います。

ボイトレオンラインレッスンだからできること

自粛生活がまた繰り返され
新しい生活様式になっても、
やっぱりボイトレしたいし
もっと歌が上手になりたい!
距離を超えて自分にあったレッスンを探したい!

そう思ったらならば、不安やデメリットを解消して臨みましょう。

ここで大切なことがひとつ。

対面レッスンになんとかして
近づこうとするのではなく、
オンラインならではの特性を生かし、
レッスンや練習をすること。
そしてそのための環境を整えることです。

自分だけでできないこともありますが
今できてないことでできそうなことは
ぜひ着手してみてください。

1.ネット・デジタル環境を整える

自宅にインターネット回線がない場合など繋げることをお勧めします。

もちろん携帯の4Gだけでも、
レッスン方式次第では可能でしょう。
でも、光回線があればやれることは
グッと広がりストレスもかなり減ってくるはず。

また、デバイス(PC、タブレット、スマホ)が
何かしら2台あるととても便利です。

一台で音源を流しておいて、
もう一台で撮影したり
ZOOMしたりできるからです。

これは自分のかつての古いスマホや
家族の使ってないスマホでもいいのです。
ネットが繋がってなくてさえいい。
(繋がれた方が便利ですけれど)
音声機器としての活用方法は多々あります。

2.アプリを駆使する

多くの人がスマホかタブレットを
持っているこのご時世。

もちろんPCだって構いません。
が、今はアプリの便利さや
使い勝手の良さがPCソフトとは比較になりません。

これを機に、是非アプリの便利な活用方法を知ってください。

こちらに詳しく書いてあります!

[clink url=”https://voiceandsoul.me/column158fortraining/”]

3.発声やカラオケ音源を用意する

できればクオリティの良い
発声練習音源などがあると
自分で練習しやすいです。

実際ボイトレでやったものを
自分の練習で使うのももちろん良いですが
続けたいところで止まったり、
確認したいところで続いてしまったり
自由度がありません。

できれば自分のトレーナーなどに
もらえると良いですね。

カラオケ音源もしかり。
これは上でご紹介したコラムに
細かく書いてありますのでぜひご参考に。

ボイトレオンラインレッスンって結局どうなの?

ある程度環境を整えられたら、
オンラインレッスンをしてみる価値は非常に高いです。

仕事や子育てに忙しい大人の世代は、
うまくバランスを取りながら、
オンラインと対面レッスンを、
両方着手できるとより効果が高いかもしれませんね。

当教室では他にも
・音声やテキストの提供
・動画のチェックサポート
・デジタル関係サポート
などなど、オンラインでありがちな
不満や不安を解消したアイディアを盛り込んだ
オンラインボイトレレッスンを提供しております。
気になる方はぜひお問い合わせくださいね。

 

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