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コロナ禍で歌うことをやめますか?

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

歌のための時間がなくなった
歌わなくても意外と平気だ
歌に興味がなくなってしまった
歌わない生活に慣れた

こう言って歌うことから離れた人、
このコロナ禍において、いったいどれくらいいることでしょう。

・・・

コロナで私たちの生活は大きく変わり、
歌や音楽には厳しい目が向けられ続けています。

それでも、音楽で仕事をしている
ミュージシャンや指導者の多くは
私も含め、あれこれと継続できる工夫してきています。

それでなければ生活ができませんから。

一方、歌や音楽を仕事ではなくて、
趣味や楽しみで続けている場合は
それらがなくても生活できないわけではありません。

よって自ずと離れていく人も多いです。

「それどころじゃない!」という場合も
きっとあるでしょう。
飲食や観光産業に従事しているなら
生活そのものが大変でしょうから。

冒頭のような言葉とともに
生徒さんの何人かは去って行きました。

音楽から離れてしまった人の話も
周囲からたくさん聞きました。

これはもちろん自然の流れです。
心にも時間にも余裕がないのに
無理して歌い続ける必要などありません。

「コロナと戦うのだ!」
というつもりも私自身ほとんどなく、
流れのまま受け入れるしかないのだ、
できることをするしかないのだ、
心からそう思ってきました。

 

しかしです。

音楽からもらっている恩恵は計り知れません。

聴くこと歌うこと奏でること。
それがどんな形であっても、
私たちは無意識にたくさんのものを
音楽からもらっています。

豊かな感性を育み、
五感を研ぎ澄ます。

神経伝達回路を発達させ
運動能力を高める。

同時に複数の脳処理を行い、
右脳も左脳も発達する。

記憶力を高めることもある。
美容やアンチエイジングにもつながる。

そしてなにより、
言葉では説明できない
心身のつながりを実感できる。

理由も根拠もなく喜びや楽しさ、
また一体感やワンネスを享受できる。

こんなもの、他にあるのでしょうか?
音楽だけだと思います。

なんとなしに「もういっか」と言って
離れたあと数ヶ月、数年後のダメージの大きさは相当のものです。

全ては自然の流れ・・と
受け止めるのがポリシーですが、
音楽から受ける様々な恩恵を無意識に奪う
この生活は、やっぱりなんとかしたい!

他の楽しみや喜びを見つければいい、
とも思う人もいるかもしれませんが
音楽や歌うことの素晴らしさや
そのオールマイティなエネルギーに
匹敵するものはありませんから。

今たとえ
「音楽どころじゃない」
「歌うどころじゃない」
と思っても、
きっと後から「これに救われた」
と思う日が必ずきます。

じゃあどうするのか・・・?

ただ乱暴に、「レッスンを続けて!」
というわけではもちろんないし、
「とにかくライブをして!」
というのでも決してありません。

たとえ小さな音量でも歌うこと、
声を出すことは、ぜひ続けてほしいです。
好きな曲を聴いて、鼻歌でも良いから
無理ない範囲で歌い続けてほしいです。

それが無理なら好きな曲を聴き続け音に浸ってください。

細くても、繋がっているなら、
あとでいくらでも手繰り寄せることができますから。

 

私自身も、オンラインのグループレッスンで
試行錯誤しつつ色々試しています。

歌や発声の機会を失った人達が
少しでも声をメンテナンスしたり
音楽に触れる機会をつくるために
自分にできることはなんでもしたい。

またいつでも戻ってきたいたいとき
戻れる場所があるようにしておきたい。

そんな風に思っています!

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