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自分が楽器だと思って歌えてますか?

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

6歳から10年ほどピアノを習っていましたが
幼い頃にテレビで見て驚いた
ピアノサウンドがあります。

後からそれがジャズだと知りました。

その時は自分が習っているものとは
到底同じと思えなかった(笑)

ピアノという楽器の奥深さを
幼いながらに感じました。

では一方で「歌う」ための楽器はどうか。
改めて思い起こすと、それはそれは複雑なもの。

器官(声帯)のサイズからは
想像できないほどの音域があり

ボディには色々詰まってるのに
様々な共鳴や音色を発することができる。

それなのに叩いたり弾いたりなど
大きなアクションは必要とせず、
バチや弓などのサブアイテムも不要。

シンプルな構造なのに
高機能で多面性がある。

こんな楽器は他にはありませんよね!

その繊細さにおいても負けてはいません。

上述した通り、この楽器を奏でるのに
サブアイテムは必要なく
まずはスーッと息を吐くのみ。

そのために必要な筋肉群や
脳からの神経伝達回路が
スムースに動かなければ、
意図した通り奏でられないし、

ボディが凝り固まっていたり、
姿勢というポジショニングが
その機能に反して入れば
良い音は鳴らない。。

この「息を吐く」ことは
楽器の奏法という役割のみではなく
生命の維持にも必要なこと。

健康な状態でこそ最高の音が
出せると言っても良さそうです。

まだまだあります。

湿度や温度に影響を受けるのは
どの楽器でもそうですが、
歌の場合ダメージを受けた時の
リカバリーにものすごく時間がかかります。

なるべく影響を受けないよう
気をつけていたいけれど
箱や袋に入れておくわけにはいかない・・・

目で直接見えないパーツが多く
ダメージを受けたことがわかりにくい、
という困ったところもある。。。

いやはや、非常にセンシティブ。

そして他の楽器と最も違うところは
この楽器には「心」が宿っている、
ということではないでしょうか。

そしてこの「心」の状態が
奏でる音に大きく関与しています。

迷っていること
不安であること
悲しみ、苦しみ

全部音にでてしまいますからね。

もちろん

強さ
優しさ
自由であること
喜びあふれること

これも全部でてきます。

類い稀な楽器を常に私たちは携えてる、
改めて書いて自分でもびっくりです(笑)

こんなふうに、楽器として
唯一無二の特性があるのに
最大の問題は多くの人が
それを自覚していないことなんです。

でも、こうやって楽器の特性を
改めて確認してみると、
「こりゃ大事にしないとな!」
って気持ちが芽生えてきませんでしょうか^^

「楽器」として
自分を捉えることができると
声の土台が安定してきます。

自分という楽器ををもっと知り、
大切に慈しむことができれば、
声のポテンシャルをもっと引き出せる。
歌の精度も自ずと上がってきます。

「世界にただ一つの素晴らしい楽器」
を誰もが持っているということ、
常に胸に刻んでおきたいですね。

来年箱の楽器の扱い方に関して、もっと突っ込んでいきますのでお楽しみに!

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