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「自分らしく歌う」という曖昧さ

 

どんなふうに歌いたいの?
どんな歌手になりたいの?

こういう質問に対してよくある返事がこれ

自分らしく歌いたい
自分らしさを表現したい

 

では、自分らしく歌う、表現するとは
一体なんなのでしょ?

自分らしく、という言葉の定義については
色々思う所あり、

 

「自分らしさ」はいらない

にも書きました。

でも今回は言葉、つまり何を表現するか(What)ではなく
どうやってそれを表現するか(How)について、です。

 

「自分らしく」を掘り下げよ

多くの人が歌で自分を上手く表現したり
出し切りたいと思うのですが、

曲をやる時はまずはオリジナルを完コピが大事、
ということを伝えると、
「自分らしさは?」という
疑問を投げかけられることがあります。

「真似ですか?」と
怪訝な顔つきをする方もいます。

 

でもそんな方に聞きたい。

 

自分らしく歌いたいというのを
具体的に掘り下げた場合、

例えば、

 

冒頭は慰めたいような気持があるので
やさしく歌いたい、

盛り上がるところは、めちゃ共感する!
私もこう!だからダイナミックに力強く歌いたい!

後半はその気持を昇華させた自分のように
落ち着いて滑らかに歌いたい、、

 

ならば、もっと掘り下げようよ。

 

やさしく歌うってどういうこと?
→最初は少し弱めに、
でも決して音は消えないし言葉は聞こえるよね、

力強くダイナミックにってどういうこと?
→だんだん声量が上がっていき、
響きも強くなる、でも決してピッチはさがらないよね、

落ち着いて滑らかに、ってどういうこと?
→滑らかでも音程の境目がわからないと曲の輪郭が
ぼやけるから、そこはくっきり、だよね、、

 

それを表現出来る
技術ありますかぃ?

 

歌の表現力VS歌のテクニック

厳しいかもしれませんが
自分らしさを深掘りできていないのに
「自分らしく歌う」というのは逃げです。

自分らしさを中から外からしっかり掘り下げて
本当に自分の思い通りに歌えるようになりたくないですか?

 

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