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声帯さまの「トリセツ」

この度は
「自分の思いを直接誤解なく相手に伝える」
唯一のツールとも言える
「声帯」に注目してくれてありがとう。

みんな当たり前のように声が出るからと
ぞんざいに扱うけれど
それじゃあすぐ悪くなるの。
効果的な使い方もちゃんとあるのよ。

それを意識しないと神様がくださった大切な役割を果たせないの。

今のままだとあまりに残念だし
あなたも悲しいわよね?

なのでこれからはこの取扱説明書をよく読んで
バランスよく丁寧に扱ってね。

代替も取り換えもできない、
生涯一点物だから
ご了承ください。


急に
「喉が痛いなあ」とか
「声がよく出ないな」とか
なんなら
「もともと声が低くて高い声が出せない」
とか
「生まれつきダミ声です」
とか言うけどね。

ダミ声の赤ちゃんなんていないでしょ。
それは持ち主であるあなたの使い方が悪いせいなの。

だからどうか、自分にあった正しい扱い方を
学んで取り組んで言ってね。


定期的に発声練習をするのがやはり大切よ。

すぐに歌い始めるのではなくて
ちゃんとピアノで音を確認したり
時にはファルセットで全部の音域を
出そうと挑戦するのも良いトレーニングになるの。

でも絶対に喉のアウターマッスルに
力はいれないでね。
力を入れるのはお腹の下の方。

それと息の量は絶対に多くしないで。
どんなに大きな声でも高い声でも
常に一定の呼気の量で大丈夫よ。

必要なのは呼気の圧力。
これが声を出す時の支えになるから。
この辺りは先生に詳しくきいてみてね。


もしも「もう歳だから」と
良い声が出せないとか
高い声が出ないと思った時は
歳を重ねても良い声を出してる人を探してみて。

きっと、国会中継にはいないけれど
歌手にはもちろん、声優業の方なんかに
いるんじゃないかしら?

もちろんホルモンの関わりもあるし
加齢の影響はゼロではないけれど
ほとんどの場合がそれ以前に、
身体にあった、目的に沿った使い方ができていないせいなの。

全部まるっと見直してから
その時やっと「歳」のことを考えてみてね。

 

このわたし、「声帯」は、
自分の気持ちを相手に伝えるために
とっても大事な器官なの。
これからもどうぞよろしくね。

デリケートで取り替えもできないので
一生大事に扱ってくださいね。
使い方次第では保証はできない私ですから。


こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

当教室の生徒さんの中では
かなり若手のアラサー女子が
コロナ後にカラオケで歌いたい!
と持ってきたのが西野カナさんの「トリセツ」。

まあ、ちょっと前の曲ではあるけれど
面白かったので息抜きに・・・

きっと声帯さまはこんなことを思っているのだろうと想像しています!

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