こんにちは、フェルナンデスユウコです。
歌が上手になりたい人の悩みで
「高い声が出ない」
「高い声で歌えるようになりたい」
というのはとても多いです。
海外アーティストの名曲も
J-POPという言葉が出始めた頃の
日本のヒット曲にも、
確かにキーが高めに設定されているものが多く、
そのテンションの高さが高揚感を生み
惹きつけられる感覚、確かにあります。
がしかし、高いキーだから良い、
というものでもないんです。
無理して高いキーで歌うよりも
自分にとって歌いやすいキーで
安定して丁寧に歌えるほうが
曲としての精度も高く
表現しやすく相手に伝えやすいもの。
とは言え、サビの高音を
オリジナルと同じように
ハリのある地声で歌いたい!
という気持ちもよくわかります!
私自身が元来太くて低い声の持ち主。
10年前までは今ほど高い声を出して
歌うことはできませんでした。
今でも、高音部より中低音の方が得意なものの、
その当時より2,3音(カラオケで言う+♯4,5)程
音域は上に広がりました。
実は、低い声は声帯の生まれながらの長さにより
ある程度出せる限界が決まっていますが、
高い声は声帯の特質上、訓練次第で
かなりのところまで出せるのです。
限界はないとさえ、言われてます。
また、
「私、高い声が出ません!」という人でも
裏声だったら出せるという人がほとんど。
なので高い声を出したいならまず裏声から
しっかりトレーニングしましょう。
私もまずはそうやって高い音程に慣れてきました。
裏声で出せてるということは、
声帯はその高さ分、しっかり伸びてるのです。
地声との差が何かと言えば、
裏声は、ただ粘膜だけが振動してる状態。
そこからうまく切り替えていくことで
地声やミックスボイスなどへ発展していきます。
ですのでまずは、声帯の張力を増すためにも
裏声をしっかり出せるようにするのが最初のポイント。
簡単だ〜と怠らずに裏声強化していきましょう。