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「思い込み」に喝を、「問いかけ」にあっぱれを

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

人生は思い込みで出来ているというのはよく聞く話です。

人は自分の思う通りの角度で物事を見て、
一つの事実を好きなように解釈する。


それによって見えるものは変わってきます。

多くの人が無意識に思い込みを持っていて、
日常や自分自身の些細なことの方にこそ、自覚がありません。

自分自身といつも共にある「声」に関しても同じです。

私はもともと声が低い家系なんだよね。
もともとダミ声なんだよね。
高い声はもう出ないんだよねー!
生まれつき音痴だからさ。
小さい頃から身体はかたくって・・

どうでしょう?

何かひとつくらいぼやいて見たことありますか?
私は全部聞いたことがあります。

でもこれは全て思い込み。

オギャーと産声を上げた時から
ガラガラ声の人も居ないし、
開脚できない赤ちゃんも見たことないでしょう。
理論を知れば高い声はどこまでも出るということもわかる。

「いや、うちは親も声が小さいんだよ!」
という人がいたらそれは遺伝というより環境のためです。

それはなぜか?
人はなぜ思い込むのか。

この場合において言えば、それの方が楽だからです。
高い声はもともとでないと思っていた方が
体はもともと硬いと思っていた方が、
楽で都合が良いからです。

私も30歳で成人喘息になった時、

「ああ、もう喘息だし歌えないや」
と思い込んで全てのキャリアを投げ出しました。

でもこれはただ、喘息を利用して
自分の恐れから逃げただけ。

遠回りして一周回って今はそれが良くわかります。
本当はもっと歌で色々表現したかったのに。

でも当時の私にはそれの方が都合がよかったんです。

思い込みで自分に都合良い解釈をし
「自分の気持ちをごまかす」という
弊害が生まれた典型的な例です。


その遠回りも無駄じゃなかった、
今はそう思っていますけれどね。

それでもです。
ずっと思い込み続けているならば、
もうそろそろきちんと目をむけた方が良さそうです。

だって、まだまだ人生先が長いじゃないですか。
自分と死ぬまで付き合う声に対して
歪んだ思い込みを持っていたら
それはあまりにもったいない。

いや、自分の身体と声に対して失礼でさえあるのです。

喝です!

これは何に対してもそうですが
「本当にそう?」と疑いの目を持つこと。
そして、「なぜそうなの?」と問いかけること。

自分への問いかけです。

そうやって向き合っていくと、

自分をごまかした都合の良い解釈なのか
頭でっかちゆえの固定概念なのか
「ああ、やっぱりそうだよね」
とまるっとおさまるのか

だんだん見えてくると思います。

まあ、別に見えなくてもいいんだけど(笑)
そこを見てみると、とても自由になる。
楽です。

歌も変わる。

私、日々その繰り返しです。
思い込みが外れていることが最近多くて、心はさらに自由な気分♪

そこについては長くなりそうなのでまた今度。

 

 

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