こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子です。
歌のときには呼吸が大事というのはよく聞く話。
腹式呼吸をすることが大事、というのもきっと同じくらい知られてること。
じゃあ、腹式呼吸ってなんですか?
はい、答えて下さい。
・・・
腹式呼吸ってなんですか?
腹式呼吸ってなんですか?
実のところ、そう聞かれて端的に的確に答えられる人は想像以上に少ないです。
「お腹に空気が入って〜」とか、
「お腹が膨らむやつ!」とか、
よいところでも、
「横隔膜が動く呼吸」あたりでしょうか。
でも、それだけではちょっと足りないんですね。
もちろん、お腹に空気は入りません。
空気が入るのは肺だけです。
腹式呼吸とは、端的に言うと
横隔膜が下がる運動によって
肺の中の気圧に変化が起こり
肺に空気が入ること。
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下がってきた横隔膜によってそれより下の臓器が押しつぶされお腹がでっぱるのです。
そのため、「腹式呼吸」とか「お腹が膨らむ呼吸」などと言ったりするわけです。
正しい腹式呼吸ができてるのに苦しい
もし、的確な腹式呼吸をしてるつもりなのに、
すぐ息が苦しくなる、息が続かない、などの悩みがある場合は、
大きな理由の一つが空気を吐ききれていないことです。
そう、まずは吐くことが何よりも大切です。
肺の中の空気を出し切らないと新しい空気を取り込めません。
吸うより吐く!
これが第一歩です。