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「歌」ではなくそもそもの「声」の問題

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

「もともと歌が下手なんです」
「小さい頃からずっと音痴で」
と、初回のカウンセリングで
打ち明けてくれる方がいます。

かなり多くの人が漠然と持ってる感覚かもしれません。

でも年間述べ300人近くの声を聞いてきて
その「歌が下手」だと感じることの中には、
『声』そのものの力が発揮出てていない
ということが非常に多いです。

「歌の悩み」かと思いきや
実は「声」に課題があった。

レッスンで本当によく出てくることです。

では「声がよくない」というのは
どういうことなのでしょうか?

生まつきなのか、もともと持ってるものなのか?センスなのか?

・・・

そもそもの話です。
私たちは健康で生まれている限り
平等に声を出す器官を与えられて
このように生まれてきています。

MISIAだって玉置浩二さんだって、
ビヨンセだって、声帯は1つで肺は2つでしょうし、

腹横筋と骨盤底筋群のつくりも配置も同じはず。

彼らだけ特殊な声帯を持ってるとか
肺がおまけにもう一つあるなんてありません。

それに、よく考えてみて下さい。
産声がダミ声だったりカサカサの
赤ちゃんっていたことないですよね。

成長につれて声帯の長さが変化したり
(声変わりと呼ばれるものですね)
大きさや厚さに個人差はありますが構造は同じ。

私だけ「劣ってつくられた」なんてことはありません。

声の状態というものは、
神様が与えてくれた各々の道具を
どう育てて行っているか、
どう使って行っているか、
それ次第なんです。

でも、多くの人が生活習慣や悪い癖、
また自分という楽器に対する知識と
リスペクトの欠如があって、
もともと与えられたものが
損なわれてしまっている。。。

今マイナスにある状態にある人がほとんどです。

これをスタート地点に立たせるには

・声を出すための楽器をよく知る
・悪い癖や思い込みをリセットする
・身体と呼吸を整える
・発声のための筋力を整える。

歌をより思い通りに歌いたければ
この「声」を何とかする必要がまずはあるんですね。

歌はそれ以降の話。
自分が持つ声のポテンシャルを最大限に生かし
工夫を持って活用していくことです。

音声メディアや配信がもてはやされる今、
「声」にもやっと注目が集まってきてると思ってます。

今こそ「声」から見直す時です。

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