スピーチを聞いたりライブを見たりしていて
引き込まれたり感動したりするには
色んな要素があります。
話し方や力強い口調、響き通る声、
聞き取りやすい言葉、という聴覚的なものから、
明快でわかりやすい、共感しやすい内容だったり、
また素晴らしいアイディアや新しい視点などに、
感動したりすることも在ると思います。
でもそれがどうやって
こちらの心にダイレクトに届くのか、
といえば、伝える側のエネルギー量に他ならない。
伝えたい思い
届けたい思い
溢れんばかりのエネルギーが
言葉や歌というツールを使って
声としてこちらに届けられるのです。
強い思いを持ってるつもりなのに
なかなか良い反応が得られなかったり
うまくそれを形にできていなかったら
声を良くするトレーニングや
内容を吟味することはもちろんですが、
最初に注目してもらいたいのは、「目」です。
特に練習する時、
どこを見ていますか?
歌詞を追い続けていませんか?
台本を読むことに集中してませんか?
自分の中ばかりに集中して
外に目を向けることを忘れてませんか?
特に歌の場合、
鏡を見て発声練習をすることは必須ですが
目が泳いでる人、
上ばかり見てる人
目をつぶり続ける人
がとても多いです。
ご参考に↓
時には身体の細部に集中して
感覚を研ぎ澄ますために
目をつぶることもあると思いますが
慣れてきたらその視点は外に向けましょう。
誰に届けたい?
何を伝えたい?
鏡の中の自分なり、
鏡の中の自分の向こうにいる誰かなり、
想定をしてしっかり見つめて
その気持を届けて下さい。
そんなエネルギーは必ず声にのります。
まず「目」の力を借りて
そのエネルギーを形に変えていって下さい。
ステージに立った時はこういう視点も↓