こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です
ボイトレの効果を眉唾ものに思ってる人は
少なくないのかもしれませんが、
正しい選択をすれば、
結果は独学とは雲泥の差になります。
しかし
「練習してるのに全然効果を感じない〜」
「私、本当に歌がうまくなってるのかな?」
レッスンを継続しているなか、
そんな風に不安に思う方もいることでしょう。
普通に通ってるだけではだめです。
ボイトレの効果を最大限にあげるには
重要なチェックポイントがあります。
ボイトレの効果を最大限に上げる3つのチェック項目
一緒懸命レッスンに通うことも大事です。
自主的にトレーニングをすることも重要です。
でもやみくもに進めていっても、
あまり意味のないこと。
それが本当に今の自分に必要なのか、
間違った方向に進んではないか
自分の求めているものはそこにあるのか、
きちんと確認できていますか?
ボイトレの効果をしっかり得るためには
正しく適切な練習方法が必要なのは
ある意味当然のこと。
そして、正しい方法で進めていけば効果はでます。
進めていく中で省みていきたいのは、
今どこにいるのか、そしてどこにいるのかを
把握するための『地図』です。
1.ボイトレの効果を出すためにはまずは現在地を知る
良い声を出し、歌が上達するその過程を、
一つの地図として考えましょう。
目的地に向かってどう進むかを
明確にするためには、
現在地を知らなければなりません。
Google Mapでいきたい場所を検索したあと、
次はどこをチェックしますか?
現在地ですよね?
スタート地点ですよね?
そうなのです。
現状の自分がどういう声の出し方、
歌い方をしているのかを
チェックしなければいけません。
そして、改善ポイントがどこにあるのかを
把握する必要があるのです。
声にとっての基本要素は
身体・呼吸・振動・そして共鳴です。
そのどこに改善ポイントがあるのか、
を把握するのです。
姿勢が悪いのか
肩や腕が前に入って胸が狭いのか
そのせいで深い呼吸がしにくいのか
吐く力が弱いのか、それはどこに原因があるか
うまく声がならず息が漏れてるのか
逆に声帯を締め負担をかけて声をだしてるのか
響きが平べったくないか、
それは舌に力をいれてるのか、
音程が不安定か、
etc etc…..
数え上げたらきりがありません。
また、意外にも家庭環境や育ってきた経験で
思い込みやトラウマが邪魔になっている場合もあります。
歌が好きなのに、
「親に音痴と言われた」
ということが引き金になり
歌えなくなってしまった、、、
という方も来たことがあります。
また、発音やイントネーションは
出身地が関わってることも、多々あります。
そのようなことが今の自分の声を作っているので
きちんと客観的にそして冷静に直視して、
課題を浮き彫りにしなければいけません。
当教室Harmoniaでは、
グループレッスンでもプライベートレッスンでも
初回は必ず個別カウンセリングからです。
そこで、しっかり地図の現在地にピンを刺します。
もちろん、レッスンを進めるうちに、
新しい課題も見えてきます。
そこで再度チェックイン、です。
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加えて、自分で現状を知るために
何をするかと言えば、
大事なことは「客観視」すること。
歌ってる様子を動画で撮り
姿勢や表情をチェック。
歌を録音してチェック。
目をそらさずに丸裸な
今の自分の声と歌を聴きましょう。
本音で話せる友達に正直な印象を
聞いてもらうのもありですね。
2.ボイトレ地図の目的地を見定める
そもそもボイトレを始める多くの人が
「歌がうまくなりたい!」
「良い声を出したい!」
そんな思いのもと、ボイトレをスタートしたり、
スクールの扉を叩くことと思います。
でも、ただ単純にそう思うだけでは、
ぼんやりしすぎてたどり着けません。
あなたの目的地は、地図の上で
具体的な場所までわかっていますか?
しっかり番地まで入れなければ、
目的地に到達することはできませんよね。
歌が上手いってどういうこと?
どういう風に歌いたい?
どんな声を出したい?
理想の歌手は?
その人のどんなところが素敵?
ぼんやりした自分の目標やあこがれを
自分の言葉で具体的に描いて下さい。
そうすると、「あんなに遠い!!」
と思っていた目標が近くに感じてくるはずです。
ノートに書き出してみるのがオススメです。
一度文字に書き起こしてみると、
漠然としていた自分の目標やあこがれが
はっきりしていきますし、
また、自分では気が付かなかった欲望が
飛び出してくることさえあります。
3.ボイトレ効果を得るための最短ルートを探れ!
これは、目的を達成するための方法を
いくつもピックアップすることです。
1の『現状を確認する』ことを踏まえ、
どういった練習をすれば、
2の『目的地』に到達出来るのか。
その方法論を見出すことです。
例えば、
1.現状を知る
自分の声がしっかり伸びない、続かない。
その原因は、骨盤底筋群や
腹横筋が鍛えられていなくて
しっかり息を吐けないことが
理由の一つだとわかった。
2.目的地を明確にする
自分はバラードをたっぷり
ゆったり歌えるようになりたい。
ロングトーンを深くつなげて
安定感のある声をキープしたい。
3.目的地までのルートを探る
まずはしっかり声を出すための
吐く力を鍛えるために、
骨盤底筋群や腹横筋などの
下っ腹の強化トレーニングである
足上げ腹筋などのエクササイズを続ける。
といったところです。
これは、コーチングの手法です。
現在地を確認し、目的を明確にし、
そこに至るまでの方法論を
いくつも挙げていく。
ここでポイントになるのは
今の自分にとってどのトレーニングが
最速最短で目的地にたどり着けるものなのか
これを知らなければいけません。
これは是非プロの力を借りることがおすすめ。
どうしても独学でなんとかしたい場合は、
正しい知識と理論を手に入れて、
客観的に自分の状況と照らし合わせましょう。
まとめ
自分のボイトレ地図は
細かく描ければ描けるほど
たどり着く足取りは力強いものになるはずです。
ボイトレの効果をいまいち感じられない時は
ぜひ今一度この3つのポイントを
見直してみてくださいね。