体調管理も仕事です


 ヴォーカリストの体調管理

 

声は私達の想いを過不足なく誤解なく、
相手に伝えられる唯一のツールです。

人に自分の気持ちを伝えたいと思う誰しもにとっても、
声のケアに繋がる体調管理は欠かせないものです。

 

特に、声が仕事の命綱であるようなヴォーカリストや
声優さんやアナウンサーなどはもちろんのこと、
プレゼンや営業をするビジネスマン、接客業、
いや、誰かと共同で仕事をする人ならばだれでも、
伝達ツールとしての声を常にハイコンディションで保つ必要があるでしょう。

 

これはもはや、仕事をする人の「責任」です

 

 

 

 

万能薬はありません

 

体調管理で何を気をつけると良いか、については
いくらでもやれることはありますし、
少しネットで検索すれば
たんまり検索結果に出てきます。

 

まずは、個人差があることを
しっかり理解しておくことです。

 

それを言っちゃあおしまいよ、
って感じですか?

 

でも、そうなのです。

いくら、漢方が良いと勧められて試したとしても、
全く合わなかったという人もいるし、
マユツバの民間療法が効いた人もいるし、
そこには経験が裏付けるプラシーボ効果もあるし、
同じことも時期を変えたら効果が出る場合もあります。

 

誰にとっても万能薬になるのは
バランスの良い栄養と質の良い睡眠ぐらいではないでしょうか。

 

これだけ情報が錯綜する情報化社会だから
いちいちSNSなどにでてくる情報に流されず
鵜呑みにしないことです。
(当コラムもそうかもしれませんよw)

 

体調管理のポイントは

 

風邪を引いたことがない人も、
具合が悪くなったことがない人もいません。
どんなに健康な人でも風邪を引くことがあるし、
少し体調を崩すような時期や年齢というのはあります。

 

なので
「体調は絶対崩しちゃいけないこと」のではなく
「繰り返さないように務めること」です。

 

その上で大切なのは2つあると考えています。

 

まずは

1.自分のパターンを知ること。

 

風邪を引きやすい時期、
楽になる自然療法
病院に行く効果的なタイミング
治りかけのより良いすごし方
気分が上がるアロマなどの小物

など、です。

そして、そのパターンを知る一番の近道は
記録をつけることです。

 

どんな時期に具合が悪くなるか、
季節や時間体、どんな出来事の前後、
また、何を食べた後か、、
治る時は通常どれくらいの時間がかかるか、
治りかけはテンション上げ気味が自分には合うか、
それとも落ち着いていたほうが良いか、
等々、日記のように記録できるとヒントが見えてきます。

 

病院で薬をもらうとお薬手帳というのをもらいますね?
手帳がすでにあれば、その手帳に貼れるシールをもらうはずです。
たとえ病院に行かなくても上記のようなことをメモして保管すると
後から統計が取れるのです。

 

ここを気をつけていたら私もあることに気が付きました。
この2年は毎年6月頃に喘息が多少出て、
その後7月に気管支炎になる、、というパターンが
繰り返されていたのです。

 

クリニックの先生に聞いた所、
喘息で炎症を起こした気管支には
ウイルス等もつきやすいそう。

 

そこに気がついたので、
来年は7月はライブを避ける、、
などの工夫をすることもできます。

 

そして、どうしたらこのパターンに陥らないようにするかも、
この間にその対策を練ることができます。

 

もうひとつは

2.毎日するルーティーンを決める

 

これはコンディションの違いに気がつくためです。

毎日同じ距離をウォーキングする
毎日同じタイミングで同じ飲み物を飲む
毎日同じ時間にストレッチをする

ボイトレのレッスンでも最初に
毎回同じストレッチと同じ発声練習をします。

その日のコンディションを測るためです。
生徒さん自身も、そして指導する私も
その日の具合がわかるので、
そこに合わせてレッスンを進めることができます。

 

自分の身体に真摯に向き合い
敏感にその日々の差異を感じ取れるようになっていくことは
体調を管理するのに非常に良いバロメーターです。

 

 

自分の身体を大事にしてあげられるのは自分だけです。
しっかり自分の身体を外から、内から見つめる。
そこにつきますね。

自分の身体、しっかり愛おしみ慈しみ、愛してあげましょう。

 

レッスンの詳細とお申込みは
ご感想やご質問はこちらまで