自分をしっかり歌で表現できるならばテクニックはいらない?


自分を歌で心から表現できるならテクニックは不要ですか?

そんな質問を生徒さん頂きました。

歌を歌うことで自分の想いや気持ちを表現できたらそれって最高だよね、気持ちいいと思う!

自分の想いに蓋をしがちな人、
本心を隠しがちな人、
感情を表に出さない人
(どれも無自覚なことが多いけれど)

そういう人にとって、表現することはとっても重要なファーストステップ。
なぜなら、歌いながら自分の隠してた想いに気がつくことがあるからね。
そこからぐーっと歌を通して自分の気持ちをぶちまける、
すごく素晴らしいことだと思います。

じゃあ、そこにテクニックはいらないの?
冒頭の質問に戻ります。

歌は心、ともいうし、テクは二の次?

いえ、結論から言うとちょっと違う。
テクニックは必要だと私は考えてます。

 

テクニックはなぜ必要か

自分の想いを隠してる、蓋をしてる人は
まずそこに気がつき、それを出すことが何より大事。
でも、ずっとそのままでいいのかな?

ただ自分が「○○したいんだー!」と叫ぶことは
厳しい言い方をすれば、
「あのおもちゃが欲しいいんだ!!!!」と
泣き叫ぶ子供と同じ。

きっともっと伝えたいこと、本当はあるはずです。

歌というのは、ただ表現するだけではなく、

心身に負担やストレスを感じることなく、
そして、自分の意図を誤解されることなく正確に相手に届けること。

です。

 

自己満足ではなく相手に伝える歌

身体の使い方を間違えてると物理的なストレスを感じるし
気持ちが急いてしまっても緊張度が高まるので、
思い通りの表現はできなくなります。

そして、自分の表現力が足りなければ、
自分が意図した通りに相手に気持ちを伝えることもできません。
誤解されたり勘違いされることも出てくるのです。

自分の気持ちを伝えるための絵の具が3色しかないのと、24色あるのとでは、
そこに描かれる色彩の豊かさに雲泥の差が出てきます。

その絵の具、、がテクニックのようなもの。

自己満足で終わるのではなく、
相手に意図した通りに自分の想いを届けるためには、
もう一歩踏み込んで自分の心身と向き合い声を紡ぐことが大切。

そうすることで本当に相手の心に届く歌を歌えるようになりますよ。