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2024紅白!B’zを超えるのはどの歌手たちだ!?

こんにちは、ボイストレーナーのフェルナンデスユウコです!

2年ぶりに紅白歌合戦勝手にランキングをしたいと思います!

今回もYouTubeにこちらアップしてるのですが、NHKオンデマンドを見ながらメモしていたものが多すぎて、YouTubeには載せきれない、、、のでこちらにたっぷり書くことにしました。

YouTubeでみたいかたはこちらをどうぞ!

番外編部分を知りたいかたはこのブログに戻ってきてくださいね!

YouTubeに載せてるトピックでも、YouTubeで話せなかったことをこちらに追記してたりもするので、良かったらどちらもチェックしてくれると嬉しいです!

Xの埋め込みがなぜかうまくできないものがあってわかりにくいところがありますがご了承ください。

紅白2024は「歌うま」ではなく「胸熱」TOP5!!!

2年前は「歌うまNo1」をアラフィフのボイストレーナー、歌手として独断と偏見で決めさせてもらいましたが、今回は

心持ってかれた素晴らしいパフォTOP5!

として、さらに独断と偏見性をたかめて進めます!

(この変化に私の余裕とボイトレで伝えたいコアの際立ち、、という成長を感じる、、嬉しい涙)

歌の素晴らしさって歌が上手いだけではないですよね。

むしろそれは前提であとは

動きや立ち居振る舞い
ダンスも含めたその動きの部分
伝わるメッセージ性
間の取り方で作られるドラマ性
挑戦する姿、変わらない姿・・・

と言うパフォーマンス全体から与えられるものに、心を動かされるもの、なんですよね。

紅白を見てる皆さんだって、歌が上手い基準で見てないはず。

やっぱりどれだけ胸熱になったか、心が揺れたか、というところで、その後「⚪︎⚪︎よかったよねー!!」と話題にしたりしますよね?

もちろん、人が心を動かされるのは、
その人の経験だったり環境だったり、
今ある心境だったり、、というものに
どれだけリンクするかが大きいので、
個人差が大きいしランキングづけはナンセンスな気もします。

でも、まず皆さんの意見や感想を一歌手、ボイストレーナーとして知りたいというのがとても大きいです。

また、こうやって顧みることで自分の内面に気がつくことがあります。上述したように、胸が熱くなるのは今の心境や環境とリンクしてますからね。

そうおもって出すことにしました。

胸熱、感動をテーマにしているとはいえ、私はプロのボイストレーナー、歌そのものについて言及することが多いと思いますのでそこはお楽しみに!

ちなみにこれは後日NHKオンデマンドで何度も見返しながら書いています!

本番はちょー楽しんでました!!!

第75回紅白歌合戦 B’zか藤井風か、それとも・・?誰が一番胸熱?!

ではトップ5からお届けします!

星野源 「ばらばら」 は何を伝えたかったのか?

第5位は星野源さんの「ばらばら」

とってもぐっときました。

今回選曲について色々あったから、どんな感じになるのかなと思っていましたが、彼の強い思い、、覚悟みたいなものを感じました。

いつもより少し静かな、クールな雰囲気を最初から最後まで携えて、笑顔はあまり見せることなく、、全ての感覚や思考を聞く人に委ねるような様子がたまらなかったです。

穏やかで優しげな好青年という姿のコアにある部分がめっちゃ見えました。これが星野源さんの本質かも???

また、オリジナルと異なるバラード調にして、ひとつひとつ言葉をとっても大切に伝えてる様子もよかった。

歌詞もオリジナルと少し変えてたそうですね、

「本物はあなた わたしは偽物」
というところを
「本物はあなた、わたしも本物」

と。

アコースティックギター一本という、ギターも歌も全く誤魔化しの効かないフォーマット。

ギターやる人に言わせたらものすごい難しいコード進行だそうです、確かに4部音符ずつコードが変わってるし単純な音がない、、、それをひとつも崩れることなく歌いきってました。

歌が始まる前の『間』、最後の「良いお年を」前後の『間』も私たちに何かを思い巡らせる感じでした。

世界はひとつじゃない 
ああ もとより ばらばらのまま

星野源「ばらばら」

という歌詞がある曲で何を伝えたかったのでしょうか?

わたしたちはすべてが本物だけど、何一つ一緒ではない、バラバラなんだ、それでもみんなほんもの・・・

という本質的な陰陽のバランスを語ってくれてるんではないか・・?

そんなふうに私は勝手に想像してしまい、胸がとても揺さぶられました!

星野源さん、ありがとうございました!

B’z 「イルミネーション」からの驚き紅白メドレー!

お次第4位は、めっちゃ甲乙つけ難かったのですが・・・

B’z驚きの紅白メドレー!

SNSでのトレンド、また各メディアの話題ニュースや独自の投票では、B’zが紅白振り返りNO.1になっているところが多かったですね!

私もめっちゃすごいと思うし、まあトップ5はどちらも甲乙つけ難いのですが、個人的には4位、とさせてもらいました。

B’zは、もう、、、感動というかぶち上がりましたーーーー!!!

中継かと思いきやスタジオにやってきてしまって、、

ファンだけではなく同世代アラフィフくらいの人たちは大騒ぎだったのではないでしょうか?B’zってそういう感じじゃないの、知ってるものね。

観客にもその世代の人はおおかったろうし、NHKのスタッフとして働いてるたぶん中堅以上のひとととかも仕事しながらこそっと盛り上がってたのでは??

絶対いっしょに 「ultra soul!」「へい!」ってやってたよねー!!

会場に移ってからしばらくマイクの接続が悪かったですが、パフォーマンス後にそれを謝る鈴木アナがまだまだ大興奮してたのにも笑いました。(笑)

会場の熱気は最も伝わったのはB’zでした、

そしてやっぱり、稲葉さんの歌唱力がすごかったですね!

高音の伸びが良いのはもちろんのこと、ロックらしい音がパキンといいところにあたってるとか、音の立ち上がりの鋭さ、全く衰えを感じず素晴らしかったです。

ギターの松本さんの存在感も圧巻で、こんな二人組は日本にはいないのではと思います。

純粋にブチ上がった、興奮したというのがこのB’z。そして今回初めて正しい発音を知りましたw

B’z↑ではなく、B’z↓だったんだ!NHKさんが名前呼ぶなら絶対最初に確認してるはず、これが公式の呼び方ですね、覚えた!

また、今回イヤホンでじっくり後から聞いたのもありましたが、バンドがすごかったですね、(他のバンドもすごかったけど)

後から調べたらドラマーが人気のサポートミュージシャンだったとか。どうりで冒頭から華があって目立ってたし、これまた美しい女性ベーシストがいたりして、多岐に渡って楽しませてくれましたね、これぞ紅白!!って感じ!

稲葉さん、松本さん、ありがとうございました!

稀代のエンターテイナー椎名林檎

そして第3位は

椎名林檎とももさんの「ほぼ水の泡」

これはもう最高でした!!

椎名林檎さんもう天才。

ももさんも素晴らしい。まず最初の歌声でやられましたね〜

ドスの利いた(笑)ももさんの歌声でグッと引き込まれ

そしてその後の椎名さんが歌い出した最初のフレーズでも、、びっくりでした、

あんな太くて強い声、少なくとも歌のどあたまから使うことってあまりなかったんじゃないかな・・・

そんなの太い声をガツンと最初に持ってきて、そのあとはまたいつものガラスのように繊細な音色も駆使されていて、、声の表情何種類あるのって感じでした!

ハァ〜素敵!

この軽快なリズムに合わせて、そんなふうに声の音色もめっちゃ変わるし、歌のアクセントも強弱もうねりもそれはそれはジェットコースターのように跳ねて飛んで遊びまくって、凄まじい歌のダイナミクスでした!

それに合わせてステージの2人の動きも表情も目まぐるしかった、もうたまらなく人をご機嫌にハッピーにさせてくれるパフォーマンスでしたー!!

スカ?とかブギ?みたいなリズムがまじっていたのかな、、(ネーミングはよくわかりません)
あとはバーレスクやミュージカルのような明るく賑々しい雰囲気もあって、ステージいっぱいに極楽浄土にしちゃう感じがほんっっとうにワクワク!

ただ楽しいだけではなく実は歌詞もすごく深いなと思っていて

成功しようが失敗しようがなんじゃい
世界中生きとし生ける皆の衆へ乾杯
何遍も祝おう
何せ我らは
ほぼ水の泡

椎名林檎ともも「ほぼ水の泡」

どうせ水の泡のように儚い
一瞬のようにあっけなくおわる人生

だからこそ楽しんだもの勝ち
遊んだもの勝ち
進んだもの勝ち!
それを祝おう!!

最後に向けてどんどん転調しながらテンションもさらにあげていってこんなふうに歌ってくれる。

みんなの人生を応援してくれてる最高の人生讃歌の曲だなって胸が高鳴りました!

椎名林檎とももさん、めっちゃありがとうございました!

結成50年経っても1ミリも変わらないTHE ALFEE

はい第2位!やっぱりすごいバンドでした!

THE ALFEE 「星屑のディスタンス」

これは順番も秀逸だったと思うんですよ。

デビュー当時から変化しまくって、なんなら原型を留めていないくらいの氷川きよしさんから、デビュー50年を迎えたのに1ミリも変わっていないTHE ALFEEという繋がり方が最高で。

https://x.com/nhk_kouhaku/status/1874101507647291801

演奏も歌もほんっとすごくて、みなさんこれ70歳です!

櫻井さんすごい!これ70歳の方の歌唱?

調べたら今回歌った「星屑のディスタンス」、リリース当時の1984年とキーを変えていらっしゃいませんでした。

たかみーこと高見沢さんもついついルックスから色物扱いしちゃうけどギターのテクニックや魅せ方、すごいですよね!!

そして坂崎さんはあまり目立たないかなーとか思いながらコーラスを支えてる!

全員がしっかり歌えるし、話も面白いしすごい3人組です。

紅白後のXで一番面白かったのは彼らについてのコメントでした、もう笑える笑える。

レジェンドバンドTHE ALFEE様、真ん中の人がメインボーカルという訳ではなく、端っこのバチイケグラサンおじが驚異的なハイパーボイスで曲の大半を歌っておられ、ほとんど歌わない人が一番派手な格好をしているという謎バンドスタイルで50年続いてるの凄い。紅白めちゃくちゃ素敵なステージでした。

— Azu (@e_e_eve_) January 1, 2025

X

https://x.com/e_e_eve_/status/1874417967318048910

(このリンク探すのに色々みて20分くらいALFEEネタで笑って、、、やっと戻って来れたぁ)

私も今年で結成18年になるコーラスユニットやっておりますが、目指すはここの領域ですねw

音楽によるワクワクだけでなく希望も感じるんですよ。

だって後20年後に、こんな逞しくてバリバリ音楽やっていて、楽しい70歳でいられるのかもしれない??と思ったら明るい未来しか見えなくて、その光り輝く明るさで第二位に持ってきちゃった感じです。

今一番一緒に飲んで乾杯したいおじさまたちですっw

今年はライブ行く!すごいたくさんやってくれてるみたいです。行きたい人いる?

神に愛されし子 藤井風

私をご存知の方はもう一位は想定されてたかもしれません。(アジアツアーファイナルに韓国まで行ったファンは私です)

でもこれはまじで!忖度抜きで、改めての目線で選びました、やっぱり1位です。

藤井風さんの「満ちていく」

https://x.com/nhk_kouhaku/status/1874135251372396975

まず年末に
「全て手放していく、だからこそ今満たされる」
というこの曲がピッタリで泣く。。

パフォーマンスの冒頭で、大事そうに見ていた思い出のアルバムが入ったカバンを、自ら床に落として手放していましたよね、

大事なものだけどそこに固執することなく、いつも新しい自分に出会おうとする風さんらしい姿だった・・・と最初から胸熱になってました。

そして中継なのに暗い部屋から外に出て移動する時乱れない映像、音声、あれ、全然みだれない?って一瞬思いました。普通だったら映像の色味変わるはずですよね、暗い部屋の中だったし、、

でも目は風を追いかける・・・外に出たらTiny Desk Cocertに出演した時のサポートギタリスト、Duraんさんがいて、、、またMVにでてたらしき少年に会い、チーム風のバンドメンバーがいる・・・

移動しながら、いつも満たされる存在がずっとそこにある。

そうやってずっと歩きまくってるけど、音声は途切れるどころかどんどん風さんの声がよく聞こえるようになって、、

まず映像と音声チームの素晴らしさを感じました、このあたりは映像や音声のプロが驚愕するコメントしてるのでぜひXあたりを見に行ってみてください。

どれほどすごい挑戦、そしてチームのお互いへの信頼度かということがわかります。これからこのチームがまた何をしてくれるか楽しみでなりません!

そして、私何度も冬場のNY行ったことあるんですが、、、鬼のように寒いです。

マイク持つ手もかじかんんでるだろうし、急に室内から外に出ることので気道も敏感になる、ブレスのたびに冷たい空気が入るのは咳き込みやすいです。

そのためかブレスは、できる限り口を閉じて鼻呼吸をしているっぽかったですね。

ここ話すと長くなるのでこの程度にしておきますが、ブレスが難しいこの曲でよく使い分けてコントロールされてたと思います。

なにより、当然真冬の早朝に声を出すのはしっかりした準備が必要だろうし、アジアツアーの疲れもまだ残っていることでしょう。よくぞここまで歌ってくれました!あっぱれです!

そしてそして、、さすが神に愛されてる子。

もし天気が悪かったら、最後階段で建物の屋上に上がった時に、あの絵を撮れないですよね、最高のタイミングでマンハッタンのビルのうしろから朝陽があがってきて、それに照らされる風。。。美しかったですね!

そしてそして、歌い終わって倒れたあと、ラストのマイクを倒した時の音、コツン・・・・

まるでドラムの一つ、16ビートにちゃんとはまってて「なんじゃこれーー?!どうやってこのタイミングでちょうどよくマイク倒せるの?!」って大興奮しました(笑)

ショートムービーを見てるような、異世界に連れて行ってもらいました。

この直前がB’zでぶちあがっていたのを、別次元で別空間を作り出しちゃいましたね、本当に素晴らしかったです。

ファンの贔屓目なしにしても、、1位です!


これ以下YouTubeにないところです!

紅白世代交代と時代の逆走

紅白歌合戦が演歌枠をどんどん減らしていき若手グループ、韓国アイドル系(ジャニーズの代わり?)、そして超実力派バンドなんかがものすごく増えていきましたね!

一方昭和懐古?とも思える純烈(メンバーがもう2人も違う〜><)のような若手も新たに出てきた!

新浜レオンの膝滑り

所ジョージさんととんねるずのノリさんの楽曲というのも驚きでしたが、この今どきの若いイケメンが、古臭い歌謡曲を歌ってるのが驚き。

これで紅白出演者のポジションをちょっと考えました。

私が若い頃2、30年前のトリは北島サブちゃ和田あきこさんとか。

今は福山雅治さんやMISIAがその位置にいる。

例えば1993年第44回の紅白のトリは北島三郎さんと石川さゆりさん、和田アッコさんも出場17回目で後半に歌っています。

そしてその時福山雅治さんは初出場。

この時は出場3回目でSMAPやXジャパンという顔も揃っている。

当時の50代くらいからすると彼らは少し「トンチキなやつがでてきたなあ」的な印象かもしれないんですよね?
SMAP?なんて読むんだい?みたいな。

それが今の50代前後の私たち、もしくはそれ以上の人にとっての、カ「タカナで読めない多くのグループ」にあたるのかもです。

実際全然読み方わからないグループ、多かったですw

Da-iCE (ダイス)

とか

LE SSERAFIM (ルセラフィム)とか。

もちろんググって調べました。

一方、新居浜レオンさんは、氷川きよしさん、純烈、の流れを汲んでいるのかなあ、と。数少ない年配層を楽しませる懐かしい古新しい的な存在。

とはいえ、今七十前後の世代は裏の演歌番組や別のお笑い番組を見ている人も多いいと聞きます。私も20年後辺りは見なくなるのかな、なんて思ったり。

そもそも紅白は世代の違いやその交流を感じることができたり、新しい発見や出会いが楽しい番組なので、あまりひとつの世代に集中しちゃうのは、本来の目的から離れていくような気がします。

もったいない。

ただ、紅白が始まった当時は娯楽が少なくmみんながテレビを見て楽しんでいた時代。私が小さい頃くらいまでは歌番組も多かったし「この曲は全世代知ってる!」みたいなものも多かった。

その時代の変化を考えると、こういう流れも仕方ないのかなー。

でも私はやっぱり歌が好きなのでなるべく長い間見続けたいですけれど。

紅白出場若手と中堅どころのシンプルな歌の力

よりボイストレーナーの視点が多めに出てしまう(出ていいんだけど)、一部の若手と中堅どころの歌が素晴らしかったこと、ここに残さないと!

Omoinotakeに涙した

最近は涙腺が凄まじく緩く、箱根駅伝の中継所のタスキ交換だけでウルウルするお年頃。

この初出場の「Omoinotake」というかたがたも曲も、全く知らないグループだったのに、最初のインタビューで「渋谷でストリートライブやってて今ここに来れた」という内容の話をしてて、、涙出ちゃいました。

自分たちがや大好きでやってきたことがこうやって形になるって素晴らしいよね。

で、サビを歌った途端「ああ、聞いたことある!」と。
これが紅白の良いところ。

知らないと思っても結構聞いたことがある曲が多いんです。

そしてこの曲、音域めっちゃ高いなと思ったらほぼ女性キー、しかもMISIAやAIなどの高いところも強めにだす女性と変わらない音域です。

サビの「デイバイデイ」あたりのフレーズ、ボーカルの方が強すぎず弱すぎず、ちょうどいい真ん中の声、いわゆるミックスボイスを丁寧に出してる印象でした。

強すぎると高音は最初伸びないので 女性が音域の拡張トレーニングするのに良い曲かもしれないなと。

男性は今の状態によりますね、ものすごく低い人には最初はハードル高そうです。がんば!

まさかの高校一年生Tuki 

最年少高校一年生。最近時々見る「顔を見せない」スタイル。

好きだな〜彼女の歌!
高校一年生とは思えない見事な表現力!

この表現力はどこに土台があるかというと、一言で言うとグルーヴ!

声がそもそも持つビブラートと、一音ずつ丁寧に動く音の揺れが絶妙に組み合わさって、独特の個性あるグルーヴを作っている。

ものすごい歌唱力だと思います。

姪っ子たちに聞いたけど最近の10代は、たとえばMISIAとかsuperflyなどのように強い声でパワフルに歌うより、こういう柔らかい声で歌う子たちが多いらしいです。

時代の流れや流行りだよね。

これからが楽しみです!

aikoの声、どう聞いても20歳若い

aikoさん、一番びっくりしたのは、変わらない声の音色です!

ある程度歳を重ねると声の音色が少し変わるんですよね、ホルモンバランス変わるし、トレーニングしていて音域は愛からラズ高くても、音色が変わったりする。

でもずっとこの若々しい可愛らしい声色をキープしてるのすごくない?

すぐさま年齢調べたら49歳だって!私とほぼ同じ。

めっちゃびっくりしました。表情も可愛い!顔の表情は歌の音色を作ります、だからこその声だなと。

アラフィフは目指せaikoですね!

ちなみに69歳の郷ひろみさん、最も盛り上がったところでの「じゃぱぱああん」の声の伸びもすごかったね。

歌唱力お化けの大森元貴

Mrs. GREEN APPLEの森元貴さん、歌のうまさに聞くたびに驚愕してます。

実はTOP5に入れようか迷ったのがこの方。胸熱路線ではなかったのですが、胸熱になる程歌がうまくて感動した。

しかも頑張ってるとか、気合い入れてるとか、感情こめてるとかもなくて、ただただ淡々と楽しそうにゆるゆる〜と歌ってる姿が眩しくて。

Mrs. GREEN APPLEとして歌うより先にディズニーソングをLE SSERAFIMのサクラさんという方とコラボしている時、ほんっとその場から動けなくなりました。

サクラさんも上手だけどやっぱりフレーズ一つずつのダイナミクスが大森さんのが断然大きい。そしていつも高音が目立つけど低音もとってもよく響くし丁寧。

他の人の歌を歌うのは難しいのですよ、自分の音域や得意な表現がその歌に合うとは限らないですからね。

でもまるで自分の持ち歌のように歌い上げる大森さんはほんっとうにすごいと思いました。

そのあとMrs. GREEN APPLEとして歌って、1ミリも気合が入っていない今の若者として音楽を楽しむ姿に、本当に母のような気持ちになって嬉しくなってしまいました。

こちらもいつかライブに行きたいな!

歌一本女道のあいみょん

星野源さんともかぶるような、楽曲と自分の歌一本で聞かせる感じがとってもよかった。

紅白は、バックに流れる映像とか、誰かとのコラボとか、企画ものだとか演出頼みのものも多いです。でもそこをシンプルに歌いきっていて素敵でした。

本質的な自信がないとこういうスタイルで歌い切るのは難しいよね、周りもそうはさせないでしょう。

ミドルテンポのシンプルな構成の曲でもバンドが豪華だったのもたのしかったです。

途中あいみょんちゃんがバンドの方を振り返ってニコっとしたのも可愛かった。信頼関係を築けてるのだなあと。だからこそのこの音楽なのだなあと。

ちなみに、今回はバンドも豪華なグループが多くてよかったね〜!ここに載せてないところだとVaundyのバンドもめっちゃよかったです!

2024年紅白まとめ

さていかがだったでしょうか?

いつものように世代の違いを感じ楽しめる紅白だったのは間違いなかったです。

私をご存知の方は、私があげそうな

玉置浩二さん
MISIA
Superfly

あたりはないのかなあ・・???

なんて思ったかもしれません。

もちろん彼らもほんと素晴らしかったです。

でもそれ以上に私にとって胸熱の人たちが、今年はいたのでした。

これは、冒頭でもチラッと書いたけれど、自分の歌手としてのあり方やボイストレーナーとしての考え方の変化にも関係していると思います。

皆さんは誰に胸熱になりましたか?昔は誰に胸熱になってましたか?

そこに変化があれば、ご自身が何か内側で変わっているかも?しれません。

さ、また一緒に紅白歌合戦、楽しみましょ!

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