Voice Journaling とは
Journaling ジャーナリングとは、自分の頭の中に浮かんだことや考えてること感じてることをシンプルに書き出すこと。
Voice Journaling ーヴォイス・ジャーナリングー は、より自由に思い通りに歌うために、自分の声に関わるパーツを客観視していく作業です。
地味な作業でカタルシスはないけど、歌の上達には欠かせないもの。歌が少しずつでも上達していく人は、知らず知らずにやっているはずです。
ルール
・否定しない
・ディスらない
・ジャッジをしない
多くの人は自分のうまくいかないところにフォーカスをしてすぐに良し悪しを判断して行きます。
歌の上達のためには確かに問題点把握する必要がありますよ、でもね,まずは今の状態を俯瞰して行きたいんです。
実は歌のトレーニングはスタート地点がマイナスから,ということが多々あります。
大人が始める一般的な習い事は未経験からスタートすることが多いので、ゼロからスタート。
でも声はそうじゃないんです。日々使ってるし周りにさらしてる。歌も同じ、日本人なら授業で1人で歌わされたことのある人も多いだろうし、カラオケに行ったことがない人を探す方が難しい。
ゆえに、すでに傷ついてたり自信を失ったり、トラウマを持ってる場合もあるのです。
いわばマイナススタート。
(プラススタートするもうまくいかずマイナスに逆戻りのパターンもあります。)
だからこそまずゼロポジションに行きたい。
ジャッジをせずに自分を客観視するために「Voice journaling 」と題して、インスタにていろんな問いを皆さんに投げかけます。
見方
1週間ごとトピックを変えて継続的にインスタに投稿します。1週間の総括はLINEマガジンで希望者にお届けします。もちろん無料。
トピック
1週目 Body
2週目 Breath
3週目 Voice
4週目 Mind
※変更の可能性あり
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進め方
インスタ投稿1枚目の問いかけを呼んだら、まず少なくとも1分は自分の声や身体を俯瞰してみてください。それから次にどうする方が良いのか考えます。次の日の問いかけに続く場合もあります。
Voice journalingのきっかけ
「客観的に自分の声にまつわるあれこれを観察する」をVoice Journaling と名付けてシェアしていこうと決めたのには理由があります。
わたしこそ、歌を始めるときに超マイナスからスタートしたんです。
とにかく自信がなかった。
人の目線が怖かった。
ジャッジされるのを本当に恐れてました。
自分がどんなふうに歌いたいかより、いつも「どんなふうに見られるか」を優先して歌ってました。
だから歌は硬いし,力任せになるばかり。
結果、歌うことに疲れ切って,ちょうどその頃発症した喘息を言い訳に、仕事として歌うことをやめたのです。
(その喘息さえ、「歌から逃げる」ために自分が作りだしたものだとさえ、今は思います。)
でも歌から逃げて会社員になっても、やはり歌うことへの愛は消せませんでした。
心理学や潜在意識のことを学び自分の心身と向き合ったこと、また声と歌を客観的に見つめてトレーニングを続けたことで、私の歌は大きく変わったんです。
この時自分が向き合ってきたことを振り返ると、やっぱり
否定せず、ディスらず、ジャッジを下さず客観的に俯瞰してとことん自分の声と身体とマインドに向き合った
につきるんです。
このプロセスを抜きに自分が歌に対してゼロ地点からフラットにスタートできることはないとつくづく思っています。
もちろんゼロからスタートしても成長に伴い視点は変わり続けるので、また落ち込んだり凹んだりディスりたくなったりすることもあります。ゼロやマイナスの方に戻ろうとすることもあるでしょう。
でもこの「客観的に俯瞰して自分と向き合う」が癖づけされていれば、もう大丈夫。落ち込んでる自分も、自らをディスる自分もきっと愛おしくなります。
そうやっていくうちに少しずつ自信も生まれてきます。
ゆっくりじっくり一緒に自分を見つめて行きましょう!