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思い込みを放ち自分の声の歴史を探るカウンセリングシート

思い込みを放ち
自分の声の歴史を探る
カウンセリング

カウンセリングの目的

カウンセリングの主な目的は3つ。

一つは自分自身を勝手に縛り付けていた
思い込みから解き放たれること。
今と未来の自分へとつなげていくために、
多くの気づきを得てください。

そしてもう一つは、自己分析の力を上げること。
自分を客観視し分析する力は
ボイトレをしていても役に立つことです。

当然パフォーマンスにも影響を及ぼします。
カウンセリングを通して、ぜひその力を養ってください。

そして、3つ目。
自分自身の声の歴史の跡を探訪してください。
今の自分の声が、どのような経験を通して
形づくられていったのか、を知ること。

その発見が自分の中の常識を覆し
新たな気づきを与えてくれるはずです。

育った環境・家庭環境

Q1:ご出身はどちらですか?
Q2:ご両親の出身は?
Q3:育った家庭での言語環境はどのようなものでしたか?(両親の出身等)
Q4:引っ越し、転校、留学など、子供の頃から現在に至るまでの言語環境の変化はありましたか?
Q5:その変化の時に起こった出来事で印象的なものはありますか?

声や発声は環境の影響を受けて形成されていきます。
家庭内で使われている方言や
家庭環境によって特徴づけられていきます。

関西方面の方は鼻にかかりやすい特徴があったり、
寒い地方の人は口が開きにくいと言う地域性もあれば、
厳格な父親の元で育ち大きな声で話すと
怒られたので大きい声が出せない、と言う人もいました。

生まれつきや遺伝ではない環境的要素を紐解いてみましょう。

過去を振り返ってみる

Q6:人間関係の変化、転職などの環境の変化はありましたか?
Q7:習い事、お稽古ごとはしていましたか?
Q8:部活動の経験はありますか?
Q9:歌や音楽を好きになったきっかけは?
Q10:人前での歌う、演技する、スピーチ等のパフォーマンス経験はありますか?
Q11:その時の成功談や失敗談、人に言われて印象深いことを思い出して下さい。
Q12:自分の声に変化を感じたり、意識をしたことはありますか?
それはいつ頃、どんなきっかけからでしょう?
Q13:好きな歌手やパフォーマー、影響を受けた歌手やパフォーマーは誰ですか?

自分の過去を振り返ると、今の自分の声の悩みや
コンプレックスの原因が見えてくることがあります。

母親に音痴と言われたことがある。
学校の音楽の授業で1人で歌ったら皆に笑われた。
ピアノの発表会で頭が真っ白になって
逃げ出して以来人前で発表するのは大の苦手。

全部実際のカウンセリングで聞いた話です。

でも、もうそこから自由になってもいいはず。
不用意な大人たちの言葉からもう解き放たれましょう。
そして、それらの思い込みを覆す事実を
トレーニングをしていくうちに確認できるはずです。

現在の自分をチェックしよう

Q14:運動経歴を思い起こして下さい。
Q15:ここ数年で大きな体重や体型の変化はありますか?
Q16:現在鼻炎や花粉症などのアレルギーや怪我、などはありますか?
Q17:今の自分の歌を録音したり動画で撮影してみましょう。

現在の自分を確認しましょう。
鼻や口腔内の持病は想像以上に発声に影響を与えますし、
また長年の癖などでまっすぐの姿勢を保てないとなると、
自分という楽器の形に関わるところ。

もちろん、これらの問題があるから歌えない、
ということではありません。
しっかり対策を練って、改善できるところは改善をして、
最高のパフォーマンスができるようにしましょう。

また、体重の大きな増減は、
今まで当たり前のように行なっていた発声が
同じ感覚ではできなくなる可能性があります。

楽器のサイズが極端に変わったら
弾きにくくなるのは当然ですものね。

痩せすぎてお腹が支えられない、
急に太ってしまい口腔内にも肉がついて
声がこもるようになった、、
などなど、、自覚をしておく必要があります。

そして、現在の自分歌ってる姿を撮影し、
動画チェックするなども大切なこと。
姿勢や表情などの視覚情報はもちろん、
客観的に聞いて歌や声はどうか、
恥ずかしくても確認すること未来へとつながります。

なりたい未来を描いてみる

Q17:どんな風に(誰のように)歌えるようになりたいですか?
Q18:ステージで歌いたい?カラオケで褒められればいい?自分が気持ちよければいい?
Q19:ボイストレーニングで最も得たいものはなんですか?

目的地が明確でなければ分かりやすい地図は作れません。

憧れの歌手や好きな声のパフォーマーを思い出し、
自分のなりたい姿を確認しましょう。
また、自分がどこまで歌えるようになりたいのかも大事な目安です。

ライブでバリバリと歌えるようになりたいのか、
カラオケで上手いと言われたいのか、
自分の心身が気持ちよくなりたいのか、、

正解はありません。トレーニングをストレスなく進めるためにも見逃さないでいきましょう。

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