【STEP4】目的を理解して練習をする

<無料メール講座【STEP4】>
目的を理解して練習をする

講座も佳境に入ってきました。

さあ、思い出してみてください。

講座の一日目で、
疲れず枯れにくい声を邪魔する原因の一つとして、
現代のボイトレ界には、画一的なレッスンスタイルが多い、、とお伝えしました。

発声トレーニングが俯瞰されておらず、
なぜあなたに必要なのか、
どの目的のためにそれを行っているのか、
などを、把握しないまま
流れ作業の中で行われるレッスンスタイルのことです。

発声と曲を俯瞰できてるか

最終的にはただ枯れない声を作りたいだけではなく、
好きな曲を疲れずに自分の思う通りに歌いたいはず。
そのために事前に発声トレーニングをするのだと思います。

しかし実際のところ、
こんな感じのものが多いんです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

はい!発声練習やります
「Ma-Ma-Ma-Ma-Ma-Ma-Ma-Ma-Ma-」
(ド  レ   ミ  ファ ソ ファ ミ  レ   ド〜)
「Ma-Ma-Ma-Ma-Ma-」
(ド  レ   ミ   レ   ド)

うんうん!よし。

ハイ終わり!じゃあ歌やります。
「1人じゃーなーいーからー」(AI のStoryより)

・・・ここがうまく歌えないなああ・・・

音程は、、と・・あってるかな?
ここは少し強めに・・かな?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これでは発声練習と曲が何も繋がっていないんです。
ボイトレに通ってたとしても
独学で練習してたとしても同じです。

なんのための発声練習なのか、ということです。

ウォーミングアップはもちろん必要ですが、
それとは別の発声エクササイズの目的、
きちんと理解していますか?

これを読んでるあなたなら、
枯れずに疲れにくい声のためには
どんなトレーニングをすればよいかわかりますか?

また、発声練習でやったことを、
曲の中で活かせていますか?

曲の中で苦手だったことに対して、
どんなエクササイズをすればよいかわかりますか?

 

この辺りのつながりが全くなくて、
曲とトレーニングを俯瞰できてないと、
時間は数倍かかります。

スムースに効果的に上達していくために、
目的を知るのはとても大事なことです。

エクササイズの目的を理解する

どんなエクササイズにおいてもそうなのですが、
「なぜこれをやってるのか」
を常に考えておく必要があります。
これがないとその練習の意味をなしません。

ジムのマシーンには、
「これは大腿四頭筋に効きます。」
など、どの筋肉を鍛えるのか書いてあるはず。

場合によっては同じマシーンでも
その使用方法によって効く箇所が変わってくるでしょう。

発声練習もおなじです。

準備運動としてのストレッチで
前屈をすることだけでも、
「なぜ前屈をすることが発声において大事なのか?」
を意識して進めていくことと、
何も考えずにただ伸ばすのとでは、
効果も変わってきます。

細胞はちゃんとわかってくれてるんです。

 

発声練習の時も同様です。

発声の基礎的なエクササイズは
いろんな教則本やサイトに載っております。

正直言って、やっていることは
どこもそんなに大きくは変わりません。

大事なのは
*このエクササイズはなんのためのものか
*なぜ今このエクササイズが自分には必要なのか

を考えられているか、です。

疲れやすく枯れやすい発声をしないためには
【STEP3】で述べたその理由を元に
的確な発声エクササイズをする必要があるのです。

ただの「マーマーマーマーマー(ドレミレド)」で
音程を確認してても意味がありません。

今すでにボイストレーニングを学んでるなら、
発声前にそれをちゃんと伝えてくれてる先生か、
今一度振り返ってみてくださいね。

自主練スタイルでも同様です。
そのエクササイズの目的をしっかり知り、
自分に何が今足りないのかを把握し、
(しっかり自己分析できていればきっとわかるでしょう)
トレーニングを重ねてください。

枯れやすい・疲れやすい声を解消するエクササイズ

【STEP3】で述べたように、
声が枯れやすい人の多くが、
閉まるべきはずの声帯の左右のヒダが
きちんと閉じていないで発声をしている。

もしくは、息の量が多く、ぶつけてしまっている。
そのどちらかか両方が主な原因です。

きちんと閉じられていない人は
カサカサした声密度が荒い声になっています。

そういう人は声帯が閉じる感覚を覚えましょう。

喉仏あたりに手の平を当てて、
口を開き息を吸って、今度は思い切り息を止めてみる。

そうすると声帯がピッと閉じる感覚がわかるはず。
声をしっかり出す時は、周囲の余計な力はいりませんが、
声帯を閉じる筋肉が働きそれなりのテンションを感じます。

ぜひこの閉じる感覚を身につけて、
閉じたまま「マー」と発声してみてください。

また、ロングトーンを「マー」と出しながら
息を止める感覚を持つことも助けになります。
完全に息を止めると声はでませんが、
声帯が閉じる感覚を自然と得られるはず。

息の量が多い人も、声密度が粗かったり
発声時に息の力で声が乱れたりします。

そういう人は、息の量を減らすよう試みること。
優しく、五歳の子供がボールを受け止められるような
そんなスピードで声を前に投げかけます。

あくまでスピードは優しく良い感じ。
フェードインしながら声を出す、というのも効果的です。

また、若い人に多いのが
逆に声帯をぎゅっと締めすぎて力んでるパターン。
そういう方は首をマッサージしながら発声すると
力の抜き方がわかると思います。

お伝えしたフェードイン気味に
声を出すのもいいかもしれません。

 

ただ、実は上記以外にも
そもそも声帯に結節があったり、
鼻が悪かったりなど(口が乾燥する)
機能的な問題で枯れやすい人もいます。

気になる場合は耳鼻咽喉科も受診してください。
状態はすぐわかるはず。

どれも複合的な原因があります。
わからない場合はぜひ会いに来てくださいね。

発声をしている時にさらに先を見る

自分の声が枯れにくく疲れにくくなってきて
歌を思い通りの表現で歌えるようになりたいなら、
もう一歩先に行きたいところ。

発声トレーニングをしているときは常に
*このエクササイズはあの曲のどこの部分に活かせる
*このエクササイズがスムースにできれば、あの表現につながる

などの、大きなゴールを常に胸に留めておきましょう。
これは、一歩二歩先に行く歌の上達において
非常に大事なポイントとなります。

発声と曲を俯瞰して見てつなげていくこと。
ぜひ意識してください。

さあ、歌いましょう。

とうとう歌に入ります。

発声トレーニングで鍛えたことを使い
どのような解釈をして歌に還元していくのか。

声の悩みが改善したら、
思い通りに自由に歌うために、
何に気をつけたら良いのか。

明日の講座ではそのことをお伝えしていきますね!

こちらは、曲を使った実際のレッスン形式の動画をお送りしますのでお楽しみにー!!!