歌う時の正しい姿勢は?首や腰の位置と猫背を確認しましょう!

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

正しい姿勢でいましょう。
これは歌に限らず健康や見た目の面でも重要なことですよね。

でも意外と、
「本当に正しい姿勢とは?」と
言われても、シンプルに答えられる人は多くありません。

また、正しい姿勢にしよう!と思っても
どんどんまた悪くなってしまい、
なかなか定着しない人も多いです。

ここで正しい姿勢の確認方法と
どうやったらそれをキープできるかを
しっかりお伝えしますね!

正しい姿勢で歌うとは

歌は身体が楽器です。

そして、その楽器がデザイン通りに
正しいフォームでセットされていなければ
その楽器から良い音が出てくることはありません。

ピアノがもし歪んだ床に
置かれていたらどうでしょう、
良い響きは出ないのではないでしょうか?
それと同じことです。

良い歌のためにはデザインされた通りの
正しいフォームをキープする必要があるのです。

 

歌でもスポーツでも格闘技でもそうですが、
姿勢が悪い、ということは
身体をデザインされた通りに使えていない
つまり非常に効率が悪いんです。

陸上の短距離走も、もっとタイムを
伸ばしたい時に見直すのはまずフォームですよね。

野球だってピッチング・バッティングの
フォームから改革をしていきますね。

使い方を誤って、最大限のパフォーマンスを
発揮出来ないことほど、残念なことはありません。

 

歌の場合は、
猫背になっていると胸が狭くなり
呼吸がしにくくなったり、

骨盤の傾きが大きいと
丹田にも力が入れられず
安定した呼吸を送り込むことができなかったりします。
良い声を出す妨げになることばかりです。

当教室のレッスンでも、最初は声をださず
体づくりに時間を割くのはそのためです。

歌う準備・正しい姿勢の確認方法

実際歌う時のお話はあとでしましょう。

まずはシンプルに、基礎的な正しい姿勢について。
最も簡単な確認方法は壁を使うことです。

背中をぴったりかべにつける。
後頭部がついて、肩甲骨がついて、
お尻がついてかかとがつきます。
その時腰のあたりは軽い拳一つ分くらいが空いている。

これが耳と肩、腰骨の位置が一直線の
正しい姿勢の状態です。

膝はピンと張りすぎてるより
少し遊びがあるくらいがあるといいかな。
でも曲がってるのはNGです。

この状態で一歩前にでてみてください。

いつもと違いませんか?

頭はだいぶ後ろにあるだろうし、
何より胸がいつもより広いはず。
胸を張っているような気がするかもしれません。

でも、これが身体がデザインされた通りのポジションです。

まっすぐの壁があれば、
どこでもいつでもできるので、
普段の生活のなかで時々チェックしてください。

私は昔はお手洗いに入るたびに個室のドアの内側でチェックしていました^^

 

一方、この姿勢ができない方も時々います。

いつも首を前に出して背中を丸めていたら
背骨周りが硬くなって思うように動かせないし、
ハムストリングス(脚の裏側全体)が
硬くて足をまっすぐに伸ばせない人もは
骨盤をこの位置に保てません。

そういう方はストレッチからです。
歌う時にストレッチが大事なのはそのためです。

楽器である身体を適切なポジションに留められるように、パーツをほぐすのが先決です。

正しい姿勢、どうやってキープするの?

さて、せっかく正しい姿勢が
確認できたとしても、
すぐ忘れてしまっては元も子もない。

でも人間というのは、
慣れている場所に戻りたがるもの。

たとえその場所が適切ではなくても
ずっといた場所はコンフォートゾーンになるからね。

メンタルもなんでもそうです。
同じところにいたがるのが人間。

だからここは奮い立たせて、
コンフォートゾーンから抜け出る工夫をしなければいけません。

それは椅子に座る姿勢を確認することです

歌う時だけ姿勢をよくしよう!
なんて都合が良くは行かないもの。
普段の姿勢から叩き直すのです。

それに、立っているより座る方が
緊張する筋肉も少なく
多くの人にとって取り組みやすいです。
また、立ち仕事の人は別としても
多くの人は座っている機会の方が多いもの。

普段頻繁にしているやりやすいポジションで
「正しい」を確認して、効率よく叩き込みましょう。


【準備】
鏡の前で椅子に座る。

【下半身】
1.足の裏がしっかり床についてる感覚を確認
2.膝の裏が90度の状態
3.坐骨が椅子の座面に垂直に立っているか。
おしりのほっぺの下に両手を入れると
(手の平を上にしてお尻を支えるように)、
ゴリゴリした骨にあたる。これが坐骨です。

坐骨はまさに座る骨、と書きます。
この骨が正しく使われなければいけません。
垂直に椅子に刺さってるか、を確認しましょう。

【上半身】
1.座骨を立てた骨盤に自然と腰を乗せる。
ゆらゆらと動いた楽なところで止まるのがベスト。

背筋の状態を意識しすぎると混乱することも。
それよりまずは歌うときに大切な丹田を意識しましょう。

丹田はおヘソから1015センチくらい下、
そこからまた体の中心部に入って行ったところにあります。

そこをしっかり意識すると土台である
骨盤が安定して上半身にも力が入りにくいです。

ちなみに、歌うときはどこにも力を入れませんが、
ひとつだけ例外が。
それはここ、丹田です。

.肩周りが中に入らないためには
鎖骨の位置をチェック。
鎖骨をなでていくと、
角度が途中で変わりますが、肩先まで伸びています。

そこまで胸、と認識してください。
脇の下のあたりで鎖骨は止まってしまわないように。

.頭はその上に軽く乗っているだけ。
左右の耳が繋がって、そのど真ん中に
背骨はズボッと突き刺さっています。

横から見ると 耳と肩の位置はまっすぐ同じところにあります。

そして最後一度その肩先を耳に近づけてから、
ストーンと力を抜いて下ろしましょう。
リラックスした美しい姿勢になっていると思います。

大事なのは「この姿勢で生きていく」と誓うこと。
そして「工夫」をすること。

この姿勢をなるべく保てるように、
姿勢の写メを撮りスマホの待受にしていたこともあります。

時々アラームをかけて「姿勢チェック」の時間を設けていた時期もあります。

だれだってコンフォートゾーンに戻ろうとする。
だからこそ、戻ってしまっていたら、
「ああ、まただめだった」ではなく、
「ああ、ここでなおしていこう」
と工夫を重ねていくこと。

そうやって自分のコンフォートゾーンを変えていく、広げていくことが、メンタルもフィジカルも大切です。

姿勢とメンタルは直結している。

姿勢は内面も表すことがあります。

堂々としてる、もしくは堂々としたい、と思っている人はやはり胸を開いてる。

何かを隠したい、自信がない人は背中を丸めて小さくなっている。

キレイに見せたい、強く見せたい
そういう人は胸を張りすぎていたり、
腰を反りすぎていたりする傾向も、あります。


じゃあ、心をなんとかしていこう!
そう思ったとしても、
心理的な悩みやメンタルのモヤモヤは
そう簡単に解決するものではありません。

私自身そんなメンタルのモヤモヤに自覚さえせず、
抜け出るのに何年もかかりました。

でも、心と身体は繋がっています。
そして、身体からアプローチするほうがずっと早いです。

私たちはスキップしながら
悲しいことを考えられないし、
笑顔で心底人を貶めるような悪口を言えないからです。

緊張しまくってるならば、
「緊張しないにはどうしたら?」
と考えさせるよりも、
深呼吸をして身体を緩めた方が緊張は解けます。

だから、心当たりがある人も大丈夫。
身体を変えて
胸を開き前向いて、
身体の真ん中の丹田に
力をいれる癖を付けてみましょう。

きっと気分的にも明るさを感じたり
広がりを味わえることがあるはずです。
病は気から、みたいなものです。

同時に歌の時におすすめの正しい姿勢も手に入るはずです。

歌手はステージで正しい姿勢で歌ってないように見えるけど

一方でプロのヴォーカリストたちが
みんなそんな正しい姿勢で、直立不動で
歌っているかというと、そんなことはないですよね。

リズムやグルーヴに合わせて
体の動きは常に変化をして動くし、
時に感情を込めるばかりに
胸をグッと狭くすることもあるだろうし、
拳に力が入るようなこともあるかもしれません。

それはもちろん自由です。

ただ、良い声を出すためには、
どんなに体が動いてても、
手や足のパーツの向きが変わっても
足の裏から頭頂部につながる、身体の中心軸は
決して乱れずまっすぐなはずです。

どんな動きでどんな向きでも
その軸はぶれていないし、
頭は前に出ていない、
丹田にもしっかり力が入っているはずです。

それができてれば周りのアウターマッスルはむしろ自由であってほしいです。

正しのは今からでも遅くない

とか偉そうなことを言っておりますが
実は大学生くらいまで姿勢が良くなかったんです、私。

人よりずっと発育が早く始まって、
思春期特有の悩みですが、、
膨らんできたバストが目立つのが嫌で嫌で、
小学校中学年くらいからだったかな、
バストを隠すよう隠すように肩を前にいれ
背中を丸めて歩くことに慣れてしまっておりました。

大学を卒業する頃に歌を始めて
自分が体を使えていないことに愕然とし
(そのために、というわけではなかったけど)間も無くヨガを初めて、

また、30歳になった時には、
カポエイラというブラジルの格闘技をはじめました。

歌も歌いながら、少しずつ自分の身体と向き合い
かなり変化して行ったんです。

当教室の生徒さんはだいたい405060
(希望がありちょいちょい子供もいますが)

でも意識を変えていくだけで、
少しずつ姿勢が改善していく生徒さん、少なくありません。

変わりたいと思った時が変わる時。
コンフォートゾーンが広がる時です。
年齢制限はありません。

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