季節の変わり目・低気圧の喘息の乗り切り方

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子です。

30歳から突然やってきて苦しんできた成人喘息。
私はアレルギー検査しても何も反応せず何を対策していいかわからず本当に苦労しました。

気温や気圧の変化の激しい季節の変わり目、特に梅雨時の気圧の変化が激しい時により一層強くなったのですが、私なりの対策も色々あって役に立つこともあるかも、と改めてまとめてみます。

アレルギーはないのに喘息・・・

出口の見えない喘息症状

アレルギー喘息だって、そりゃあ苦しいはずです。

特定のアレルギーと分かっていても避けられない花粉や埃もありますし、目に見えなくて、こちらでは気がつかないものもありますから。

しかし、アレルギー反応で何も出てこない場合は、これまた結構な闇でして。
「これを避ければいい」「これに気をつければ良い」というある程度の目安が全くないからです。

その上、私の場合、当時あまり薬が効かずで、どうしていいか本当に分からなかった。
吸入剤をとってもあまりかわらず(今思えば続ける根気も足りませんでしたね)、気管支拡張剤は動悸が激しくなって倒れたことも。

何か一つでも楽になる手がかりがないものか、ネットで探しまくっていました。

喘息 アレルギーじゃない 対策
喘息 アレルギーじゃない 原因 対策
喘息 苦しい どうしたら 治る

だんだん悲壮感を帯びてくる検索ワード(笑)

当時は会社員だったのですが、仕事の合間にそんなページばかりを探していました。
当時の上司、ごめんなさいw

ライブなんて考えられないほど呼吸が苦しかった。そのため当時活動を休止しましたが、
今でも時々喘息発作が出ると、まず歌えない。息がしにくい続かない。

歌い手には特に、絶対になんとかしなきゃいけない病気です。

なぜ季節の変わり目に喘息は悪化する?

私の場合は春先からだんだん苦しくなり6月頃、それと秋口の天候が不安定な時期が最も苦しくなる時期でした。

アレルギーとも関係があるので、花粉が飛ぶ春秋に発作が起こる人は多いのでしょう。

それに、私はアレルギーが出なかったので最初はなぜかと思ったのですが、喘息は、気温や湿度、また気圧の変化と大きな関係があります。

検索すると色々でてきてなんだか信憑性にかける情報もありますが、確かなのは低気圧との関係です。

低気圧の時は大気中の酸素が少なくなりますが、大気や水分というのは平均化しようと流れていくものなので、低気圧の時は、体内の水分が外に出ていこうとするらしいのです。

血液も同様に外に出ていこうとして血管が膨張する。すると気道の毛細血管も拡張していき、もともと炎症を起こしている気道がぐっと狭くなって苦しくなる、、、ということ。

なるほど、、、間違いなくこれを身体で実感しております。。

でも当時薬が効かなかった私は、これに対する対策はどこを探してもみつからなかったのでした。

辛い季節の変わり目をどう乗り切るか

呼吸法で季節の変わり目の喘息を乗り切る

なぜ季節の変わり目に喘息が悪化するのか分かっても、その対策ができなければ意味がない。

対象となるアレルギーがわかればそれを避ければいいのですが、どうにもコントロールができない天候が相手。

幸い私は、3年ほど前の2014年あたりにこのような辛い症状は自然と収まってきました。

今でもたまーにこの時期少し息苦しさを感じることもありますが、以前のような終わらない喘鳴はでることはありません。
追記:2018年秋、ハードな喘息症状がやってきました!!医者に行くのはマストです。詳細はこちら↓↓↓

一度炎症を起こした気管支は薬を使ってもすぐには正常に戻らないそうです。
ですので、その間、どうやって息苦しさを少しでも軽減させて楽に過ごすか、、が地道の喘息の治療をして状況を良くしていくコツでしょう。

そのためにぜひ試してもらいたい呼吸法があります。このエクササイズをして喘息が治るわけではありませんが、呼吸が非常に楽になるのは確かでした。

こちらもご参考に。

 

呼吸筋のストレッチ

呼吸筋というのは呼吸をするための筋肉の総称で、肋間筋もあれば背中の筋肉もあれば、
脇腹の筋肉も、横隔膜もそうです。

喘息の時は息が浅くなり、胸と肩で息を一生懸命吸おうとして身体が硬くなります。そうするとさらに息は入らない。

肺が広がるためには回りの筋肉を動かしてあげなければいけませんが、どんどん身体が硬くなるとそれもできなくなる。

そのため意識的に呼吸のための筋肉である呼吸筋たちをほぐして、たっぷり息を吸える状態に整えておくことが大事です。

そして、呼吸筋というのは呼吸をすることでしかストレッチされません。

呼吸をすることで中から身体を膨らませたり縮ませたりして内側から筋肉をストレッチしてあげるのです。

ストレッチしながら深い呼吸をする、ということ。

ポイントは二つあります。

1.上半身をストレッチしながら

腰の前で小さく腕を開いたり、
バンザイするよう天を仰いでみたり、
また下記の画像のような脇腹を伸ばすものだったり。

 

 

背中を縮めたり伸ばしたり、また、鎖骨周りをぐっと広げたり、などなど、自分が気持いいストレッチをしてください。

喘息で苦しんでる時は、特にこのあたりの筋肉が固くなってますので、ストレッチによって気持ちよさを感じるはず

あまりひどいと痛みがあるかもしれませんので、自分の身体と相談しながらあくまで自己責任でやってみてくださいね!

2.細く長い呼吸をすること

喘息で苦しむ人は過去の私も含め
苦しい、吸えない、吸えない、たくさん吸おう!!
・・・ゼーッ ゼーッ ゼーッ・・・苦しいっ!!!

ということを繰り返してる。

冒頭で書いたように気道の炎症で狭くなってるわけですが、もちろん完全に妨げられているわけではないので、(閉じてたら死んでます!)細い呼吸で少しずつ吸ってみると、身体の負担が軽減されて呼吸しやすくなります。

たくさん吸おうとするのではなく、細く長くゆっくりたっぷり入れるようにすると、少しずつですが落ち着いて呼吸ができるようになるはず。

うまく細く長く呼吸をしてたっぷり空気を入れるコツとしては、口をとがらせて(口笛を吹くような感じ)摩擦音を立てて口から吸う口から吐く、ということ。

「吸う時は鼻から」、と言う人もおりますが、これだとコントロールしにくいです。

口から少しずつ音を立てて吐いて、音を立てて吸いましょう。

ただ、これは少し喉は乾燥気味になるので、風邪気味の人はご注意を。

ボイトレでも大事な呼吸筋

この呼吸筋ストレッチは、当教室のレッスンで、ウォーミングアップとストレッチ兼ねて毎回最初にやっているエクササイズでもあります。

呼吸力を高めることは、安定した息を吐けるようになる。そのことは安定した声をつくり、いつでも思い通りに声をコントロールするための土台を整えます。

普段からこの呼吸筋ストレッチで呼吸力アップのトレーニングをし、喘息で辛い時も焦らず試してみてください。

もちろん、これをやって喘鳴が消える、苦しくなくなる、というわけではありませんが、強張る呼吸筋を少しでもほぐせるし、またゆったりとした呼吸は心を落ち着かせる役割もあります。

喘息は、歌が大好きな人や歌をやってる人、ヴォーカリストにとって、ただ苦しいだけではなく、思い通りに歌うことができない精神的なストレスも大きく、非常に辛いものです。

でもこれは歌をあきらめる理由には決してしたくない。

必ずよくなります。
そう信じて地道に治療を続けましょう。

そして同時に呼吸しやすい身体を作っていくこと。
身体をほぐすストレッチ・呼吸筋ストレッチ・腹式呼吸などなど、正しいやり方を歌のみならず健康のためにも習得してくださいね。

体験レッスン詳細はこちら

 

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