音痴は治るのか、、いやそもそも本当に音痴?オンチの真実と原因から探る克服方法

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子です。

「私オンチなんです」と言ってレッスンに来る方の中で
本当に音痴だった方ってほとんどいらっしゃいません。

音痴と呼ばれる類のものだったとしても、矯正可能なものがほとんど。
でもいや、そもそも、あなた、音痴なんでしょうかね?

本当に音痴なのか?音痴克服の前にチェックすること

音痴・・・

自分の歌の悩みや苦手な所を表現するのにぴったりなこの言葉。
しかし、なぜか、「生まれつき」的な匂いを漂わすとってもやっかいでも在るこの言葉。
そもそも「音」に対して「痴れてる」(頭の働きが鈍い!)なんて、失礼千万でもある。

しかし、上手く音程が取れない人が全て「音痴」なわけでは全くありませんし、
この言葉が独り歩きして本当の自分が置いてけぼりになってる感がありませんか?

 

そもそも、脳や聴力の問題で音を捉えられない真性音痴の人はほんの数パーセンだそう。
ほとんどの「自称音痴」は矯正可能なものなんです。
また、実は「音痴」でさえない場合だってあります。

音痴ではなく「ピッチが悪い」パターン

【音痴】
「音感がにぶくて、正しい音程で歌えないこと。そういう人。」

辞書を引くとそうでてきます。

音程が取れないことをさします。
つまり「ドレミファソラシド」のドとレの高低差がわからないことです。

もし、「自称音痴」の方で、
音の高低差はわかるし、カラオケなどで歌うと音程は取れているが、
それなのに「歌が下手」と言われることが多かったり、採点の点数が悪い場合、
「音痴」ではなく「ピッチが悪い」ということがあります。

ピッチ、とは音の高さのこと。
「ピッチが悪い」というのは、ある基準に対して高さが微妙に合っていないことです。
歌であれば、伴奏の音楽に対して自分の声が少し低かったり高くなってしまったりすることです。
(日本人はピッチが下がる、低くなることが多いです。)

ピッチが甘い人は非常に多いですが、
カラオケなどでリバーブ(エコー)がかかりまくったマイクで歌ってばかりの人にもよく起こりがち。

声がエコーによって反響しすぎてぼやけてしまうことによって、
声の芯が見えずぼんやりしてる。
そのため「なんとなく音(ピッチ)が合ってる」ように聞こえてしまいます。

そういう人がいざカラオケではなくスタジオで声を出してみると、
自分の出す音が微妙に演奏とずれて愕然とするのです。

まず自分を知りましょう!
ピッチが悪いのか、音程が取れないのか。

歌いたい曲を流し一緒に歌ってみて、
極端に外すこと無く音が取れているのなら、音痴のたぐいではなさそうです。

場合によってはピッチが悪いのでもなく、別の理由によって「音程の不安定」に聞こえることもあります。
理由と対策を具体的に知りたい方は是非体験レッスンへ!

音痴と言われる3つの特徴と克服方法

音痴と言われる人には3つのパターンがあります。

1.聞こえている音に合わせられない(運動性音痴)
2.出している音が正しいのか、合っているのかわからない(感受性音痴)
3.出そうとする音が自分のキーではなく音域外

聞こえている音に合わせられない運動性音痴

その音はわかるけれど、声帯の運動能力がついていってない場合です。

緊張が強かったり、声帯の運動不足などが原因です。
歌や発声への苦手意識が強く、しっかり声を出さない人によく見られます。

非常にシンプルなので一般的なボイトレでなおすことが可能。
声帯に音程の階段を覚えさせてあげる作業です。

1.一度 ドー ドー ドー    を、Ma-で。
2.二度 ドーレードーレードー  を、Ma-で。
3.三度 ドーレーミーレード   を、Ma-で。
 
 
ドレミファソファミレドー、などは意外とレベルが高いので、
まずは、この3つの音から少しずつトライです!
 

出している音が正しいのか合ってるのかわからない(感受性音痴)

聞こえてる音と合わせようとしても、
自分が出している音がそこにあってることがわからないことです。

特に、変声期に1オクターブ近く音域が変化する中で、
「聴く」感覚と筋感覚が繋がらなくなった男性に多いです。

自分の出してる音がわからないことから、改善が難しいと言う人もおりますが、大丈夫。
「聴く」感覚と発声のための筋感覚を繋げてあげる作業で変わっていきます。

ただ少しレベルが高くなる練習なので
最初は音感が良い友達やボイストレーナーとやることをオススメします。

1.自分が任意の音、つまりテキトーに出す。
  (ma- でも laでもなんでもOK)
2.その音に合わせてピアノを弾いてもらう
3.音が重なる感覚を覚える

4.ピアノで「ドー」を出す
5.そこに合わせて声をだす。もしずれていたら、自分が
  出した音をピアノに弾いてもらう。
  例えば「ラ」の音を出したなら「ラ」を弾いてもらう
6.「ラ」から、最初出したかった「ド」まで「ラーシー
   ドー」とピアノに合わせて音階を踏んで合わせていく
   感覚を掴む。
 

出そうとする音が自分の音域の外にある

例えば、男性が女性の歌を歌おうとしてオクターブ勘違いして歌を捉えて、
声が出ず右往左往して音痴と思ってしまうことありませんか。

また、子供が大人の歌をうたおうとする時も、音域が合わずにその音が出ないことがあります。
これは音が取れないのではなく、音域外にありその音が出ないだけ。

例えばカラオケなどで、音感の良い人がキーを直してくれたりすると、
音痴になったと思って歌えなかった曲が思いの外楽に歌えたりしますよね?

*キーが変えられるアプリでキーを変えて歌ってみる
*カラオケでちょうどいいキーを探す

 

ここで注意したいのは、以前の音が脳に残ってると
なかなか筋感覚が取り戻せない事が多いこと。

キーを変えてすぐ歌うのではなく、
キーを変える度にちょっと違う曲を聞いてみたり、
時間を置くなどして脳から残響音を消して下さいね。

音痴を克服するための必須アイテム

ここまで読んでくれば、もうおわかり頂いたかもしれませんが
音痴と言われる類に当てはまるならば欠かせないものは

ピアノ・鍵盤です。

これがないと音程を把握できません。

立派なアップライトピアノがなくてもいいので、
プチサイズのキーボードでいいので用意しましょう。
本当に2,3千円の2オクターブ位のものでも大丈夫。

しっかり確認しましょう。

また、冒頭に書いたようにピッチのズレが影響することもあります。
チューナーがあると更に良し。
今はアプリでも高性能のものがあるようですよ。

 

そしてもう一つ。
「音痴はなおる」という自信です。

今まで言ってきた通り、真性の音痴は殆どいません。
それどころか、ただの「自称音痴」の可能性も多々あるわけです。

自分は本当に音痴といわれる類に入るのか、
音痴ならどのタイプなのか、
音痴じゃないなら何が不安定なのか、、

しっかり見極めて自信を持ってトレーニングに臨みましょう。
正しいトレーニングさえ積めば、必ず変わるところです!

自分の歌いグセがわかる体験レッスン詳細はこちら

 

関連記事

  1. 苦手だけど下手だけど歌が好き!なら知るべき近道

  2. 講師・インストラクターの大いなる「声」の勘違い

  3. 楽に楽しく歌うポイントを知ろう!

  4. 声量が無いと悩む方へ!声量を上げる法則と効果的なトレーニング…

  5. 子供の頃「音痴」と言われたのが忘れられない

  6. ハスキーボイスになりたい?いや、ちょっと待った!