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人前で歌いたいなら嫌われろ!

こんにちは、フェルナンデスユウコです。

人前で歌う仕事をしていたり
バンドをやっていたりするなら
ファンが出来てなんぼ、好かれてなんぼ。
そう考えるのが一般的。

でもそのことにがんじがらめになって
思い切り歌えない人のなんと多いことか!
本当に自分らしく自由に歌うためには
「嫌われていいんだ!」
という思い切りが必要です。

アドラー心理学から学べ

先日久々に「嫌われる勇気」を読み直しました。
数年前にベストセラーになった、
アドラー心理学をわかりやすく説いた本。

承認欲求やトラウマを否定するなど
通説とは逆とも思える考え方から
「どうすれば幸せになれるのか」
という人類の課題に対して
丁寧な道標を示してくれています。

私たちは誰もが「人に認められたい」
という承認欲求を持っておりますが、
アドラーは承認欲求が動機となって
生まれる行動を否定しています。

誰かに認められて評価されるから
それをするのであれば、
認められず褒められないなら
やらないのでしょうか。

私たちは誰か他の人の欲求や期待を
満たすために生きるほど暇じゃないはずです。

歌のパフォーマンスについても同様です。
他人の期待に応えることや
「うまいね!」
「よかったよ!」
「がんばったね!」
そんな評価を得ることが
自分でも気が付かない心の奥底で
大きな欲望となってしまっていたら・・・
それ、歌っていて楽しいでしょうか?

自由にのびのびと歌うこともできず、
自分が楽しく歌えないのに
目の前で聴いてくれている人を
どう楽しませることができるでしょうか?

最初は誰もがジャイアンだった

とは言え、パフォーマンスというのは
聴いていただくお客様に喜んでいただき
感動を与えるのがそもそもの目的。

また、歌というのは評価されることで
活動の幅がぐん、と広がります。
自分の歌や演奏の出来具合を気にするのは
至極当然のことでもあります。
「自分がこう歌いたい!」
それしか考えないのは自己満足です。
人様に聞いていただく歌にはなりませんからね。

だからこそ大切なのは、
最初の目的を忘れないでいることです。

最初は誰もが歌が好きで気持ちよくて
もっともっと歌いたい!!
そう思って歌ってみただけではないですか?

そして、歌っていくうちに
歌で自分の気持ちを表現したい、
そのことで人を感動させたい、
と、その思いが育って行くのでしょう。

ドラえもんにでてくる
ジャイアンを思い出してください。
嫌われたって関係ない、
嫌がられても関係ない、
自分が歌いたいから歌ってるんです(笑)

ただ、ジャイアンはその後
「人の心を感動させたい!」と思う所まで
歌への思いが育っていないのか、
もしくは、思いがあっても
それをアウトプットする
手立てを持っていないのですね。
ぜひ当教室に来て欲しいもの^^

何よりも大切なことは、
誰もが持ち得る最初のシンプルな思いを
常に大事に小脇に抱えて、
いや小脇ならず、胸のど真ん中で
暖かく抱きしめておこうということ。

もちろん、パフォーマンスのクオリティを
向上させるためにする努力は非常に大切です。
お金を頂き人様に見て頂くならば、
徹底して追求されるべきものでもあります。

でも決して忘れたくありませんね。
ジャイアンのような最初の純粋な気持ちを。
私も忘れず、明日もライブに向けて歌ってきまーす!

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