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紅白2017のSuperfly から見る歌の上達のヒント

こんにちは、フェルナンデスユウコです。

 

年越しの過ごし方といえば、
この10年はもっぱら紅白歌合戦。

 

やっぱり歌は大好きだし
思いがけない発見も在るし
今は仕事柄も気になるし、ね。
そして、毎年心に残る名曲や1シーンが
必ずと言っていいほどでてきます。
最近だと2015年「麦の唄」が印象深い。

 

今回も沢山の話題がありましたね。
Twitterを賑わせていた
嵐の櫻井君の顔がおかしいのは
我が家でも速攻話題に上り
その後ジャニーズカウントダウンまで見て
チェックするほどだったし(笑)

 

松田聖子ちゃんの顔に
若干の違和感を感じたのも
うちだけではなかったようだし、
安室ちゃんは最高に可愛くて
歌は暖かかったし。

 

でもなによりSuperfly の越智志帆さん。
彼女の卓越した歌唱力の秘密が
今回ちょっぴりわかった気がします。

 

目次

Superfly 越智志帆の歌唱力の5つのポイント

 

越智志帆さんの歌唱力が
半端ないことはもちろんよく知ってました。

とは言え、そこまでファンでもなかったし、
いつもi tuneなどで聞くのみで
ライブに行ったことは無く、
動画をしっかり見たことが無かった。
これは何たる失態!

 

初めてちゃんとSuperfly の曲を
聞いた人は同じように思った人もいたのでは?
私にも参考になるところが山ほどありました!
これはもう宝の山ですよ。

 

越智志帆さんのその卓越した歌唱力、
どこにその秘密があるのかを分析してみると。。

 

1.キーの高さ

抜けが良い高音は中々真似できません。
その上に音程もピッチ圧倒的な安定感。

 

2.ピッチの高さ

声の周波数が高い。
同じ「ド」でも低めと高めがありますが、
彼女は高めのようです。
周波数の高い音は拔けが良くて
聴く人の耳に届きやすいです。

 

3.圧倒的な声量

この紅白はバラードだったし
バンドではなくオーケストラ?編成
のような感じだったけれど、
どんな爆音バンドでもいつも
霞むこと無い声量。
前述のピッチの高さ、とも関係しますが
バックバンドの編成に左右されない声量です。

 

4.リズム感も飛び抜けて良い。

今回他の動画も見まくりましたが
リズム感がものすごく良い。
言葉の立ち上がりがくっきりしていて、
一音をしっかり捉えてます。
リズムの切れ味がものすごく良い。

 

5.音色が豊か

AメロやBメロの少し抑えめの箇所は
深めの穏やかな音色で歌って、
時に息混じのウィスパーボイス。
そしてサビに向かって徐々に
エッジの効いた、輪郭がくっきりした
声の音色になっており、
声の音色がとても豊かです。

他のロック調の曲を聞くと
最初から輪郭がはっきりした音色で
歌ってることもあるので、
きっちり使い分けていこともよくわかります。

 

Superfly 越智志帆の卓越した歌唱力の秘密

 

越智志帆さんの歌唱力の5つのポイント。
その源にあるのはたった一つのことです。

 

それは

 

全く力が入ってない

 

ということ。

 

二つの側面から見たいのでが
まずは身体から。

 

 

1.身体の力を抜く

高い声や大きな声を出すと
首や肩周り、身体全体に
力が入ってしまう人は多いですが
全く力が入っておらず
実に!のびのびしています。

 

でもこれだけの声を出せるのは
身体の軸と胸郭の支えがしっかりしてるから。
それ以外は考えられません。

 

どこかのライブ映像を見ましたが、
歌いながらめっちゃ跳ねてる場面を
目にしたことがあります。

力まず思いきり飛び跳ねてるし
踊りまくっていて、
思い切りジャンプしてるのに
声が全くぶれない。。

身体の力の抜け方と軸の強さは
声量にもしっかりした高音にも繋がります。

 

2.顔の力を抜く

 

より顕著だったのは
こちらの「顔」の拔け感でした。

 

よく口角と唇が動くんです。
他の動画も見ましたが
ライブ映像は概ねそんな感じ。
(PVはそこまではっきりわかりませんが。)

 

顔の力が拔けていて
とても柔らかいんです!

 

だからいつも口角が上がっていて
周波数の高い音を出しやすくなります。

また、発音をするための筋肉「構音筋」、
唇や頬の内外の筋肉が発達してて
言葉のキレも良くなるのでしょう。
それはリズムにも大きく関わります。

 

もう一つ。
声の音色は共鳴器官の使い方により
大きく変化をしますが、
その共鳴器官がどこかと言えば、
口腔や鼻腔、頭蓋骨と言った顔全体。

顔の筋肉が柔らかいことは
共鳴器官の豊かな使い方とイコール。
共鳴器官への微妙な力加減や意識が
声の音色につながっていくので
ぜひとも鍛えておきたい所です。

 

声の音色の変化に関しては
他の要素もあり
越智志帆さんは色んな部分を
駆使しておりますが、
まずはこの共鳴器官が最初のポイント。

 

身体の力とは・・・

 

以上がフェルナンデス的な
越智志帆さんの歌唱力の考察でした。

レッスンでもよく言うのですが、
ここで忘れてはいけないのは
「身体」とは「顔」も入るんだ、ということ。

 

身体の力を抜け、とは
ボイトレをしてるとよく言われるけど
顔のことはつい忘れがち。

頭の天辺から足の爪先まで
ぜーんぶの力を抜きましょう!

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