良い歌のために気になる、、姿勢!


歌は身体が楽器です。
そして、その楽器が正しいフォームでセットされていなければ
その楽器から良い音が出てくることはありません。

ピアノがもし歪んだ床に置かれていたらどうでしょう、
良い響きは出ないのではないでしょうか?
それと同じことです。
良い歌のためには正しいフォームを
キープする必要があるのです。

 

姿勢が悪いと言われたことがあります

なんてことを偉そうに書いておりますが、
私は実は昔から姿勢がとっても悪かったのです。

人よりずっと発育が早く始まったワタクシ。
胸が目立つのが嫌で嫌で、小学校高学年頃から
胸隠すよう、隠すように肩を前にいれ
背中を丸めて歩くことに慣れてしまっておりました。

15年程前にヨガと出会い、
またカポエイラというブラジルの格闘技をはじめ
自分の姿勢の悪さに愕然としたものです。
そこから随分と改善されました。

 

歌でもスポーツでも格闘技でもそうですが、
姿勢が悪い、ということは
身体をデザインされた通りに使えていない、ということ。

それでは最大限のパフォーマンスを発揮出来ない。
それが一番の問題です。

歌の場合は、
猫背になっていると胸が狭くなり
呼吸がしにくくなったり、
骨盤の傾きが激しいと
丹田にも力が入れられなかったり
良い声を出す妨げになることばかり。

当レッスンで一番最初に
カラダづくりの時間があるのはそのためです。

【Lesson Point 2】Body Making

 

 

椅子に座って姿勢を確認する

レッスンでは、まず、椅子に座って姿勢を確認します。
立ち姿勢に必要な筋肉を使うと
混乱を招くこともあるということ、
また、我々の多くが毎日の生活の大半を
椅子に座って過ごすことが多いです。

歌う時だけ姿勢をよくしよう!
なんて都合が良くは行かないもの。
普段の姿勢から叩き直しましょう!

 

ポイントとしては、

1.まずは足の裏がしっかり床についてること。
2.膝の裏が90度
3.坐骨(おしりのほっぺを触ると感じるゴリゴリしたところ)が
椅子の座面に垂直に立っているか。

坐骨はまさに座る骨、と書く。
これが上半身における、「脚」です。
これが垂直に椅子に刺さってるか、が大事。

そして、その上に自然と腰を乗せます。
あまり背筋の状態を意識すると混乱することがあるので、
まずは歌うときに大切な丹田を意識すると良いです。

丹田はおヘソから10~15センチくらい下、
そこからまた体の中心部に入って行ったところにあります。

そこをしっかり意識すると土台である腰が
どん!と構えられるようになります。

ちなみに、歌うときはどこにも力を入れませんが、
ひとつだけ例外が。
それはここ、丹田です。

 

姿勢にはメンタルも現れる

姿勢は内面も表すことがあります。
堂々としてる、もしくは堂々としたい、
と思っている人はやはり胸を開いてる。

何かを隠したい、自信がない人は
昔の私のように背中を丸めて
小さくなっている。

キレイに見せたい、強く見せたい
そういう人は胸を張りすぎていたり、
腰を反りすぎていたりする傾向にも、あります。

とは言え、心理的な悩みやメンタルのモヤモヤ、
そう簡単に解決するものではありません。
私自身そんなメンタルのモヤモヤに自覚さえせず、
抜け出るのに何年もかかりました。

でも、心と身体は繋がっています!

私たちはスキップしながら
悲しいことを考えられないし、
笑顔で心底の悪口を言えないもの。

だから、心当たりがある人も大丈夫。
胸を張って前向いて、
身体の真ん中の丹田に
力をいれる癖を付けてみましょう。

歌に繋がる良い姿勢も、
そして少しずつ上を向く心も
手に入れられるはずです!