【発声練習動画付】ボイトレマインドセット術! LINE登録する

ボイトレはまるでマインドフルネス

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

突然ですが、マインドフルネスとボイトレはとっても似ています!

マインドフルネスとボイトレが似てるって?

そもそもマインドフルネスとは

以前買ったこの本によると、

「敢えて一言で説明すると、マインドフルネスとは瞑想などを通じた脳の休息法の総称です。」

とのこと。

私は「今ここ」を感じる瞑想を含めた
トレーニング方法だと解釈しています。

仏教の教えに由来をしているそうで
効果としては

・ストレス耐久の向上
・集中力や記憶力アップ
・不安やうつ症状の軽減
・ものごとを俯瞰できるようになる
・焦らず落ち着いて行動できる

などがあります。

イマココに集中をして
ありのままを受け入れて心を整える
メンタルトレーニングだとも言えます。

瞑想やマインドフルネスの詳細は
専門の方によって書籍でもネットでも
たくさん書かれておりますので、
私が詳しくここで書く必要はないのですが、

この本によると、
脳は活動をしなくても、
かなりのエネルギーを消費する
部位があるそうです。

その上、その部位が脳活動の中で
かなり幅をきかせてるそうな。

だから、一日なにもせずぼーっとしていても、疲れるらしい。。

その自覚のない脳の疲れを拭い、
意識的にパフォーマンスをあげる
手伝いをしてくれるのがマインドフルネス。

このマインドフルネスによる研修が、
アメリカの大企業では既に社員のために
取り入れられてるそう。

スティーヴ・ジョブズだって、
瞑想に傾倒していましたものね。

「イマココ」とは

今この瞬間を感じるということ。

私達が一日の内無意識に思考をする
回数は、5万回とも10万回・・・
とも言われており、その大半が、過去か未来のことだそう。

昨日なぜあんなこと言ったのかな
今夜の献立は何にしよう
明日のスケジュールからして◯時に起きるか
etc….

確かにこんなことばかり
日々考えてますよね、私たち。

そしてやるべきTODOに追われている。

○○しながら・・・の
「ながら活動」も
スマホの台頭で拍車がかかるばかり。

そんな現代人に「イマココ」に
集中するのはとても大事なこと。

今呼吸をしてる息が
鼻腔を通る風を感じたり


歩く足が一歩一歩大地を
踏みしめるのを体感したり、


食事の時の一つ一つの
食材の香をきいてみたり、


手がお箸を持って口元に運ぶ
筋肉の動きに集中したり、


咀嚼する時の音に耳をすませてみたり・・・

そういう、今その瞬間、イマココを味わうことがマインドフルネス。

それがなければ、知らず知らずのうちどんどん疲れてしまいます。

なぜボイトレがマインドフルネス的なの?

自分でボイトレをずっと続けて、
師に学び自らも研究を続け
レッスンを重ねて、ますますその奥深さを感じてるのですが・・・

ボイトレはマインドフルネスそのものです。

なぜなら。

ボイトレは、自分の今の状態に全神経を集中させるのです。

少なくとも私のレッスンはそこにフォーカスします。

今どんな声が出てるか耳をすませる

今呼吸はどうなってるかを感じる

その瞬間のお腹の力の入れ具合はどうか体感する


その時の顎周りはどんな感覚か、
口の中の空間はどんな感じか、意識してみる

口元や表情はどうなってるか、体感と視覚で確認してみる

声の振動を身体のどのあたりで味わってるか集中する

空気の揺れる振動はどう自分の耳に届くか耳をすませる

こんな風に体の内外にめちゃくちゃ集中するのです。

まさに『今ここ』に集中!

そして「よし、この声いいかんじ!」
と耳が捉えたら、その時の自分の感覚を再現してく。

それが歌の上達につながっていきます。
同時にメンタルの安定という、
マインドフルネスとしての効果も生まれます

 

以前瞑想家の男性がレッスンに
来てくれたことがありますが、
常日頃から「今ここ」と
自分の感覚に集中してる方なので、
レッスンでのアドバイスを掴み取るのがとっても早い。

声も初回のレッスンから
どんどん変わっていきました。

やっぱり共通点が多いのだな、と感心したものです。

普段なかなか瞑想の機会を持つ
時間が無い方の方が多いでしょうが、
ボイトレをして自分の今ここに集中することでも
マインドフルネスを十分体感できます。

 

レッスンをした後、
「仕事ですごく疲れてきたのですが元気になりました」
という方が多いのはそういうわけかもしれません.

 

マインドフルネスにもなれるボイトレ、ぜひ一度体感してほしいです!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる