音程は正しいはずなのに何か違う・・・


原曲どおりに歌ってるのに何かが違う

当レッスンは最初に身体や呼吸の土台の部分、そして声の種をつくることから少しずつスタートします。どんなに経験がある方でも欠かさずやります。レッスンを進める時に逃してる基礎があってはいけませんからね。必ずやる。

でも、やっぱり「歌が上手になりたい!」そう思ってボイトレ来てるわけですからね。発声練習をひたすら繰り返すよりも曲で練習できるようになったほうが楽しいはず。

 

そこで、基礎で積み重ねてきた発声を生かして、「待ってました」と言わんばかりに喜々として曲にチャレンジして進めていくのですが、、そのうちに「あれ、、何か違う」となることがとても多いです。

独学で練習してる人にもとても多い傾向にあるのですが、

頑張って練習して、
音は正しく取れるようになったし、
苦手だった高いパートも出せるようになったし、
声もいい感じで響いてる。

 

でもなんか違う。
本物のようなかっこよさがない。。
原曲となにかが確実に違う

 

というもの。

 

その何かって

ノリが悪い、
ノレない
平坦に聞こえる
強弱がない
引き込まれない
どの歌を歌っても同じように聞こえる

というようなものです。
心当たりのある方も多いはず。

つまりは、
曲が持つグルーヴ、波のようなうねりがなかったり
強弱やアクセントがなくてダイナミックさに乏しかったり
声の音色が変化せず単調に聞こえていたり
ということです。

 

曲を聞き込みましょう

このようななんとなくカッコの付かない、ノリきれない歌になってしまうのは、曲の聞き込みや理解が圧倒的に足りないです。曲を深く広く聞く視点が足りないのです。

まず大きな理由としては、
歌だけをやってる人は往々にして曲の歌を表面的に聞いてるだけです。平たく言うと歌しか聴いてないのです。伴奏のオケを聞いていない。

後ろで鳴ってる、曲を支えるドラムの重低音や、リズムを刻むハイハットの音、
曲全体のうねりをつなぐベースの音、その上にかぶさりコードを形成するピアノやギターのハーモニーなどなど、そういう音を全然聞いてないのです。

そうなると、
リズムが少しずつずれていき、曲そのものが持つグルーヴ感が生まれません。
(ノリ、と思ってくれていいです)

だから音程は合ってるのに原曲とは程遠い雰囲気になるわけです。

また、コードを形成するピアノやギターの音が聞こえてるからこそメロディを歌えるわけですが、歌を歌わない、間奏や小節の合間の部分でもしっかり伴奏のコードを聞かないと歌い出しのピッチがずれてくるなどして、全体的な音がとっても甘くなります。

 

そしてもう一つ。
ボーカルは音程の正しさだけに気を取られるのではなく、強弱やアクセントもしっかり聞き込みましょう。曲全体の強弱や、Aメロの中の強弱、1小節の中の強弱などしっかり聞き分ける。言ってしまえば、一音の中にも強弱があります。
この歌い分けが、またその曲の波になっていく。

 

もっと原曲を聞きましょう!
歌だけではなく演奏を聞きましょう!

 

私も昔は歌ばかり聞いておりましたが、原曲を深く聴き込むことで表現できるものが格段と変わってきました。

 

オリジナルの曲の中にたくさんのしかけと表現力のヒントが詰まっています。ぜひ地獄耳をたてて聴き込んで下さい。どうしても、自分でそのしかけが掴み取れなかったら是非会いに来て下さいね。

 

レッスンの詳細とお申込みはこちらまで
ご感想やご質問はこちらまで

PublicDomainPictures / Pixabay