声だけが持つ人を動かす力


メラビアンの法則

メラビアンの法則を聞いたことありますか?

これは、アメリカの心理学者メラビアンが行った実験で、話してる内容、声のトーン、態度などに矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかについて測ったもの。

 

その結果によると

見た目などの視覚情報が55%
口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、
話の内容などの言語情報が7%

という割合で影響がある、という結果がでてます。

 

故に話の内容より見た目や話し方が大事!と曲解されることも多いようですが、見た目と合わせて声や話し方が印象に大きな影響を与えているというのは紛れもない事実です。

参照:ウィキペディア

 

声がダイレクトに相手の脳に届く!

そして、視覚よりもダイレクトに脳に働きかけるのは聴覚だ、とも言われています。嗅覚と同様に聴覚は脳処理によって色付けされること無く、ダイレクトに届けられるそうで、より原始的な部分を持つのだ、と医学博士のブログで以前読んだことがあります。

 

私自身の歌手、またボイストレーナとしての経験や視点からも、声が与える影響の大きさは強く感じています。職業柄、ということもありますが、時に視覚より影響が大きいのではないかと思う程、です。

 

もちろん、見かけ、身だしなみ、姿勢などの視覚情報は非常に大切です。歌手は「出てきた瞬間からもうパフォーマンスは始まっている」わけですし、背中を丸めて登場しても、これからかっこいい歌を聞かせてくれるようには思えません。

 

ビジネスでだって、しわくちゃのスーツで首をすくめて登壇したって、良い話が聞ける気はしません。まずは歌に、話に注目してもらうにふさわしい見た目であるのは当然の話しです。

 

ただ、視覚の印象はいわゆる「出落ち」感がありませんか?例えば、ものすごいインパクト、あるいはものすごいイケメン、そんなものがステージにパッと出てくるとその瞬間は『おお!』となります。でも私達の目は慣れてしまいます。それ以上のものを求めようとする。

 

例えば、レイザーラモンHGのようなSM半裸状態でステージに出てきて「おお!!!」っとなる。でもそのインパクト以上のものが続かなければ、その格好はただ恥ずかしさを増すだけのものになってしまいます。モノマネショーなどでも、見かけだけをオリジナルに寄せて、出た瞬間に「おお〜!!!」となる、、でもその後に出てくる歌マネが、全く似てないとどっちらけ、、になってしまうなんてこと、見たことありません?

 

声で感動を届ける

声は相手の脳にダイレクトに働きかけることができるもの。そしてより感動を誘うものでもあります。

 

ある素晴らしい歌手の名曲をテレビで流したとします。その素晴らしい曲にあった感動的なストーリーが画面では展開されていて、字幕として歌詞も表記されている。でも、音は聞こえない、歌声は聞こえないとします。

 

一方で、その名曲を素晴しい声で歌い上げるのを目をつぶって聞いてるとします。どちらが感動すると思いますか?

 

思い返してみると、映画を見ていてもまたミュージカルを見ていても、こらえていた涙が溢れてきたり心を揺さぶられるのは、歌が挿入されてくるシーンばかりな気もします。

 

これは声という振動が空気を震わせ、自分自身に同化するからではないでしょうか?

聴覚にあって視覚にないもの、これは振動です。

振動とはエネルギーです。声や歌というものはエネルギーを共有することにほかなりません。

あなたの声で、歌で空気を震わせて相手の心に想いを届けて下さいね。

 

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geralt / Pixabay