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発声の基礎にはまず知識と理論

こんにちは 東京新宿・大人のためのボイトレ教室Harmoniaのフェルナンデス由布子(@fernandesyuko)です。

歌いたい!本格的に歌が上手になりたい!
どんな理由があるにせよ、
今の自分の歌を変えていきたい方が
ボイトレ教室の門を叩きます。

声や歌というもは目に見えず
非常に感覚的に捉えられることが多いです。

しかし、同時に知っておきたいのは理論的な部分です。

発声の基礎的な部分を理解することなしに、
歌の成長はのぞめません。

発声の基礎知識

多くの大人は頭も体も凝り固まっています。

例えば、
『私はこれ以上の高さは出ない』
と思い込んでる人も多いです。

でも、声帯組織の論理上は高い音はどこまででもでます。

それを知ると一つ思い込みが外れ
身体もいうこと聞いてくれるようになります。

大人はまず最初にそちらを理解したい。

発声に対する論理的な理解を得て左脳的に考える。
それから身体に落とし込み右脳で捉えること。
これがとても大切です。

例えば腹式呼吸も、

「お腹を膨らませるイメージで〜」
「みぞおちに力を入れて〜」
と最初にイメージのみを伝えられるよりも、

腹式呼吸は横隔膜の上下運動による
気圧の変化であり、
お腹を出したり凹ましたり、、、
これは横隔膜が下がったり、上がったりしてるんですが・・・

などと論理を説明されたほうが、
そのあとのイメージが取り込みやすくなりませんか?

腹式呼吸に関してはぜひこちらをご参考に。

[blogcard url=”https://voiceandsoul.me/column035/”]

また、まっさらな子供ならともかく余計な知識や思い込みがすりこまれてしまった私達大人は、
イメージだけを伝えられてもなかなか素直に身体が反応することができなくなっています。

そういった点からも、論理を知ることはとても大切なことなのです。しっかり左脳で受け止めてから、右脳で感じるのです。

歌の発声の基礎になる3つの要素

歌の発声で大切なのは、呼吸・振動・共鳴です。

これが声の三大要素です。

まずは呼吸がトリガー、引き金となります。
その吐く息が声帯の左右のヒダの間を通り、
そのヒダに振動を起こし、音がなります。

そしてその音は頭蓋骨や鼻腔、
口腔を主にした共鳴器官を通って声となり、
外にアウトプットされ聴くものに「声」として認識されます。

 

この三つの要素がバランス良く安定することが
良い声につながるのですが、
その安定さのために欠かせないのが、
声にとっての楽器である「身体」です。

土台であるこの身体がデッサンされた通りに
正しく使われることで、三つの要素は最大限の力を発揮できるのです。

声の基礎で自分の弱点はどこにあるのかを知る

 

良い声になるために、
理想的な声で歌えるようになるためには、
今の土台である身体+三つの要素のどこに弱点があるのか、、をまず知ることが大きなポイントです。

 

腹式呼吸が出来てないの?
声帯がしっかり鳴っていないの?
共鳴器官がうまく使えてないの?

そこを見極めて自分にあった解決策を
展開していくことが近道です。

そして、多くの場合が身体の使い方に課題があるので、
当レッスンでは身体作りのレッスンが一番最初にあります。

 

リズム感や滑舌、また音色などなど、
他にもたくさんの切り口がありますが、
まずは基本の3大要素をどう安定させるか、がポイントです!

さあ、今日の自分の声、今日の自分の歌、ぜひその視点を持って客観的に聞いてみて下さい!

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