他の人のことはどうでもいいじゃないですか


他の人の反応が気になる

以前レッスンの生徒さんにライブで演る曲を聞いたら、ちょっと言いにくそうにしてることがありました。はて、と思ったところ、かなり難しい曲で、「こんな歌を選んだと先生(私)に話したら、身の程知らずと思われると思った」とのこと。私に良いカッコしてどうすんじゃい!と言いましたけれど^^

こんな風に相手や周囲の反応を気にすることは多かれ少なかれあることです。
でも、意外に自分でも気が付かない内に「自分が好き嫌いか」「やりたいかやりたくないか」ではなく「◯◯が見たらどう思うか」「◎◎にどう思われるか」「△△に嫌われないか」というようなことが中心になって自分の行動を決める人は実のとこ多いのです。

何を隠そう私がそうでした。
「今日自分がこの服を着たい」と思っても「いや、今日は◎◎とも顔をあわせるだろうから、うるさいからもっとおとなしい格好にしておこう」とか、本当はこういうこと言いたいのに、と思っても、いいカッコしておきたいからやめておこうとか、そんなことばかりを考えてました。

また、私は歌手としての活動は細々ながらずっと昔からやっていたので、
ブログを始めたのもFBを始めたのも比較的早かったものの、
人の反応が怖くって正直な想いを出せないでいました。

とにかく人にどう思われるかを軸として自分の行動を決めることが本当に多かったのです。
だから、当然疲れますよね。心と身体のつながりについて自覚をしはじめて居た頃ですが、自覚したもののこの部分はなかなか払拭することができず、喘息もぶり返すことが多かった時期です。

しかし、こういう人は思いの外多いもの。
自覚がないから自分ではそうだと気がついてない、それが当たり前になってしまってるのです。

でもね、気がついたほうがいいです。

 

あなたのことは誰もそんなに注目してません。
見てません。自意識過剰すぎるのです。
人はそんなに他人に構うほど暇ではありません。
チラッとそう思ったとしても、直ぐ忘れるものです。
安心して下さい。あなたはそんなに見られてませんから。

きついかな。でも、私はそう思えるようになったらだいぶ楽になりました。
自意識過剰過ぎたと笑っちゃったくらいです。
勿論人間ですから、相手の反応が気になること、今でも時々ありますが、
すぐ「ま、いっか」となる。そしてすぐ忘れる。
以前に比べてどんだけ楽に生きられてることでしょう。
思い通りに生きて、そのことは思い通りに歌えることにさえつながっていきました。

 

人の言動が気になる

このように自分のアクションに対する人の反応に気にする人もいれば、
中には人のアクションそのものが気になって仕方無い人もいますね。
「この人はなぜこういうことをするんだろう」「なぜこういうことを今言うんだろう」「私には理解できない」「腹立たしい」「アイツうざい」、、などなど。

同じコミュニティや仲間内にそういう人がいると、
いわゆる人間関係の悩みなどにつながっていくのですね。

人が違和感を感じたり、イヤだと思うものがあるのは
多かれ少なかれ誰もが感じることはあるのは当然でしょうが、
そこにこだわり過ぎ、自分の精神状態を良好に保てないは、これもまた疲れるものです。
ここには二つ理由があると私は考えています。

一つは、自分にもその人と同じ部分がある、またはそこを羨ましいと思うけど出来ない自分がいる、ということ。
例えば、非常にライトな例ではありますが、私は昔、電車でお化粧をしてる女性がものすごくイヤで。今も嫌いだけど、昔は嫌悪感がものすごく強かったのです。

自分で分析すると、おそらく、当時人の目や人の反応を気にしすぎて居た私には、
その対極にある「電車の中で化粧をできる」という、周囲の反応を気にしない部分を羨ましがっていたのかもしれないな、と。
今は、自分自身が人の反応をそこまで気にしなくなったので、その対極にいる人にそこまでこだわらなくなりました。でもやっぱり好きではないので、目に触れない位置に移動したりはしますけれどねw

自分がなんとも思ってなければ「ふーん」で終わるはずなのに、
こだわるほど気になるのは何かしら理由があるのです。
そこを考えてみると自己分析にもなります。
想像してなかった自分の思い癖に気がつくこともあります。

そして、もう一つの理由は、自分が満たされていないということ。
今の環境や状況がどうであれ、今目の前にあるものに感謝していれば、
そしてそれでも更に求めるものがある場合そこに向けてしっかり歩いているならば私達は自分で自分を満たすことができるはずです。
これは自分次第です。どんな状況であろうと、です。
まずは今目の前にあるもの、自分が持ってるものを数えてみればどれだけ感謝できるか、ということ。
極論、日本に生まれただけで有り難いことですものね。

会社や学校で、仲間内で、なんだか自分にとって鬱陶しいことを言ったりやったりする人がいる、ならば、まず自分を見ることです。相手を変えようと思っても無理。自分の視点を変えるほうがよっぽど早いです。いつだって答えは自分の中にある、そんなふうに思います。

もっと楽に、そして思い通りに生きて思い通りに歌えるヒントは自分の中にあるのです。